桑名正和(くわなまさかず)

夏のモミジ

2023.08.25

 夏はアサガオ、ヒマワリなど大きく優雅な花をつける植物が目立ちます。
 春と違って葉を多くつける植物が多いので、花も大きくつけないと昆虫にみつけてもらいにくいせいかもしれません。
 今回は、春にも紹介したモミジが今どんな様子なのかという話です。
 春のモミジについてはこちらを確認してください。

 最近皆さんはモミジを見ましたか?
 秋に真っ赤に染まって目をたのしませてくれるわけですから、今のこの時期に葉をたくさんつけたモミジがあるはず。
 早速確認してみましょう。

 緑の葉をたくさんつけたモミジですね。
 ですが、春と違うところがあるのに気がつくでしょうか。
 春は赤い小さな花をつけてみました。
 その花はすっかりなくなったのですが、そのかわりについているもの。

 2枚のプロペラをひろげたようなものをつけているものがモミジの種子です。

 たくさんプロペラをつけている枝もありました。

 モミジは風にとばされやすい種子として、小学4年で学習します。
 風にとばされやすい種子といえば、マツ、ススキなどもそうですね。
 夏の間は葉も種子も緑色で、この時期の種子は木についたままで、だんだんと茶色になっていきます。

 すでに落ちている種子もあるのかと地面にも目を向けてみました。

 数は少ないですが、見つけることができました。
普段落ちていても気が付かずに通り過ぎてしまうことはけっこうあるのかもしれません。
 2枚のプロペラの中央に2つあるまるい部分が種子です。

 皆さんのまわりでもまずは、木にできている種子をさがしてみてください。

前回の記事はこちら

  • 小学生
  • グループ指導
  • 個別指導

イベント・コラム・ブログ一覧へ

お問い合わせ

受験や学習に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。
各種オンライン説明会も実施中です。

お電話でのお問い合わせ

0120-122-853
月~土 11:00~19:00