黒田裕史(くろだひろし)

綴りと発音の関係

2023.07.31

先日、浅草に出かけました。

外国人観光客も多く、飲食店では店員さんが英語で接客をしていました。話されている英語は文法的に完璧というものではありませんでしたが、おもてなしの心を持って、伝え・理解し・喜んでもらうために話すという言語のあるべき姿を感じることができて、非常に心地よいときを過ごすことができました。

英語も言語ですから、実際に話す・聞くなど、コミュニケーションの場面で活用することが重要です。間違いを恐れることなく「使う」ことが大切です。そのための第一歩として「話す」に積極的に取り組んでほしいと思います。ですから、前回のブログでもお伝えし、繰り返しになりますが、日々の学習の中で発音しながら練習していきましょう。

さて、今回は単語学習の中で、発音との関連に気づくためのエッセンスをお伝えしようと思います。

それは「同じ仲間」を見つける!です。

例えば、みなさんが覚えたこんな単語、何か共通点はありませんか?

take / make / cake / lake

全ての単語が、-ake という綴りになっていますね。そして、a のつづり字は、アルファベット読み([ei]と発音)していることに気づくと思います。同じ綴りだと発音が一緒だと気づくことができますね。今後、新しい単語に出会ったとしても、発音はできそうな気がしてきませんか?

同様に、こちらはどうでしょうか?

flower / tower / power

こちらも、-ower という綴りが共通しています。そして、これらの o のつづり字の部分は、[au]と発音することが分かります。

このように、発音や綴りに注目して「同じ仲間」をたくさん見つけてみてください。そうすることで綴りから発音が分かったり、逆に発音から単語を綴ることができるようになったりしていきます。

日々の学習の中で、こうしたちょっとした面白さを発見することで学習もより豊かになっていきます。ぜひ発音しながら「同じ仲間」を探してみてください。

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