内田幸仁(うちだゆきひと)

【秋~晩秋 生徒編③】

2022.11.24

 

リンスタの短歌女王、中2テネシンさん。今回も投稿してくれました。

どこからか ほのかに匂う 金木犀 探してみると 実はめの前に

むぅ。相変わらず深い。気になるポイントは2つ。まずは、ひらがなの「め」。なぜ漢字じゃないのか。さては、「目」と「芽」を掛けているのか。でも、金木犀は「花」だもんな。ん?「芽」の前に「花」?植物の生長を表しているのか。テネシンさんは国語センスありあり女子なので、可能性はある。そしてもう一つ。結句「実はめの前に」。この字余りはなんだろう。八音にすることで、金木犀のありかに気付いた息の漏れる感じがよく出ています。でも、何か気になる。まさか「実は」は「じつは」ではなく、「みは」だったりする?それなら七音になる。目の前に金木犀の花と香り、実⇒芽⇒花の順ってこと?わからん。降参してインタビューしてみましょう。

「め」のひらがなは、なんとなく「やわらかさ」を出したかったとのこと。名探偵内田の「芽」説は笑顔で一蹴されました。なるほどね。でも、とても大事なことです。音で聞くのと字で見ることで印象が変わりますから。なるほどなるほど。そして「実は」も普通に「じつは」の字余りだそうです。こちらも音やニュアンス重視ですね。素晴らしい。さすがの感覚ですね。実⇒芽⇒花説などいろいろと話しているうちに、視線をふたつ上げたらあったというマ行への気づき(ミとメの位置)や匂いと香りの違いなどに広がるディスカッションになりました。

 

[内田先生より返歌]

勤めより 黙ってかえり 清めたり タオルにかおる ちいさなはなびら

※この短歌の花びらが「金木犀」だと伝わりますか?理解できた生徒の皆さん、授業の前後で教えてくださいね。

 

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