桑名正和(くわなまさかず)

秋の日はつるべおとし

2022.11.01

 秋になって、急に夕暮れがはやくなってきたかんじがします。
 理科の学習では季節ごとに、太陽がでている昼の時間と、しずんでいる夜の時間の違いも学習していくので、日常生活の中で日暮れの時間帯も感じ取りながら学習するのが効率的です。

 春分の日、秋分の日が昼と夜の長さがほぼ12時間ですから、秋分の日をすぎて、10月、11月になっていくと、日暮れがはやくなっていくのを感じます。
 東京であれば、2022111日の日の入り時刻は1646分。ほんとにはやいですね。17時すぎにはもう夜空に星がみえてきます。71日の日の入り時刻は191分。17時といったら、まだ青空が広がっています。数か月でここまでかわるものかと。

 そんな秋の夕暮れのはやさですが、「秋の日はつるべおとし」ということわざがあります。何もしらないと、何かを落とすの?と意味がいまひとつぴんとこないかもしれません。「つるべ」というのは井戸で水をくみあげるときにつかうおけのような入れ物のこと。深い井戸の底にたまった水をくみあげるときに、「つるべ」を勢いよく下に落とす。太陽が沈んでいくのがそれくらいはやく感じる、という意味です。そんな「つるべ」にも理科がつまっていますね。井戸は天井に滑車がついていてひもがかけられています。ひもの両側に「つるべ」がついています。水は片方の「つるべ」にいれればいいのに、なんで両側についているの?と小さいころ疑問に思っていました。両側につけておけば両方同じ重さになるので、ひもをひきやすいという工夫です。10cmひもをひっぱたら井戸の水を10cm上に持ち上げることができる、など、ここにも理科の話がたくさんつまっていますね。

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