桑名正和(くわなまさかず)

ヒガンバナの咲く秋

2022.09.20

ヒガンバナの咲く秋

 それぞれの季節にはそのときだけの植物というのがあります。
9月20日をすぎたあたりから見るようになる植物「ヒガンバナ」
他の植物と生え方がかなり違うので神秘的でもあり不気味でもあり、なんとも不思議な魅力です。

 まず、太く長くのびた茎の先に真っ赤な花がさいていて、葉が見られません。
植物は葉で光合成をして栄養をつくって、その栄養がもとで花をさかせるものですが、葉がないというだけでもかなり不思議なかんじがします。
 そして、秋の彼岸の時期にいっせいに咲くのも不思議なかんじがします。植物が開花する条件というのは様々ありますが、気温がある程度あがると咲くチューリップのような植物、夏至をすぎて1日の太陽がでている時間が短くなってくることで咲くアサガオなど、開花の条件に関する内容は中学受験でも登場します。
 ヒガンバナは小学校4年生で秋を代表する植物として登場しますが、どのような仕組みで開花するかまではでてきません。彼岸時期に一斉開花となると、日照時間が関係するのか?とも思いますが、そうでもなさそうです。日照時間をかんじとる植物は葉で感じていることが多いようで、ヒガンバナには肝心の葉がないのです。そんなヒガンバナの開花は地温が関係しているようです。夏強い太陽の日差しであたためられた地面の温度が9月になってさがってくることで、それが開花の信号になるとか。
 9月になっても真夏のように暑い日がつづきますが、それでも地面はだんだんと秋になっているようで、そのあたり普段の生活ではわからないことですね。
 さらに、ヒガンバナは毎年同じ場所に咲いています。花が咲く時期だけ注目されますが、春や夏はどうなっているのでしょうか。咲いている場所を覚えておいて、他の季節にはどうなっているか定点観測をしてみるのも面白いです。

 さて、皆さんは最近どんな植物を見つけましたか。

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