合格体験談

難関校に合格した
先輩たちの声

合格者の声

第一志望合格、おめでとう!まずは今の率直な心境をお聞かせください。

ありがとうございます。「努力が確実に成果につながる」ということを経験できた、非常に密度の濃い、充実した受験期だったと感じています。最終的に多くの合格をいただくことができましたが、一番印象に残っているのは、市川高校の合格発表です。私にとって初戦となる入試でしたが、実は手応えはよくありませんでした。得意なはずの数学でケアレスミスを連発してしまい、「これは厳しいかもしれない」と暗い気持ちで発表を待っていたんです。しかし、結果は合格でした。驚きとともに、河野先生から事前にいただいていた「フルパワーを出せなくても勝てるだけの実力をつけてきたはずだ」という言葉が脳裏に蘇りました。先生の言葉が証明されたことで、自分自身のこれまでの努力を肯定してもらえたような気がして、とても嬉しかったです。ただ、余韻に浸る間もなく早大学院の自己推薦試験が迫っていたため、緊張の糸が切れることはありませんでした。

早大学院の「自己推薦入試」は、かなり準備が大変だったのではないですか?

はい、非常に緊張感のある日々でした。通常の学力試験とは異なり、自己推薦は「出願書類(調書)」と「面接」がすべてです。自分という人間をどう表現するかが問われるため、準備の質が合否を分けると考えました。調書を作成する際は、内田先生と何度も対話を重ねました。「自分が本当に伝えたいこと」を、面接官が自然と聞き出してくれるような構成を目指し、こだわって練り上げました。実際の面接では、必ずしも自分の用意した誘導通りには運ばず、焦る場面もありました。特に面接終了後、自分が一番伝えたかった「海外生活での経験」を十分に話し切れなかったことが心残りでした。合格発表までの数日間は、その不安から夜も眠れないほどでした。だからこそ、合格の二文字を見た時は、学力だけでなく「自分の個性や人間性」そのものを認めてもらえたのだと、深い感慨を覚えました。

Tくんが、第一志望校を早大学院に決めた経緯を教えてください。

私は「自分の目で見て、肌で感じて決める」という方針を持っていました。最初に系列高の早稲田実業を見学した際、独自の「総合的な学習・探求の時間」に強く惹かれ、それまで漠然としていた「早稲田に行きたい」という気持ちが明確な意志に変わりました。その後、早大学院の学芸発表会を訪れたのですが、そこで目にした先輩方の研究発表が決定打となりました。一つのテーマに対する圧倒的な情熱と探究心に触れ、自分もこの場所で、こんな風に学びたいと感じたんです。それまでは大学受験を見据えて県立高校や他の進学校も視野に入れていましたが、中3の夏、自分の中で早大学院が不動の第一志望になりました。

中2までカンボジアで過ごされ、中3という時期での帰国。環境の変化にはどう対応したのでしょうか?

正直、不安は大きかったです。帰国してすぐに受験勉強が本格化するタイミングでしたし、何より日本の公立中学校のシステムに慣れるのが大変でした。特に苦労したのは副教科です。カンボジアの日本人学校とは出題傾向も評価基準も大きく異なり、苦労しました。そんな中でもリンスタでの学習を継続できたのは、目標とする先輩の存在があったからです。日比谷高校に合格した尊敬する先輩がリンスタで学んでいたと知り、「自分もここで学びたい」と考えました。リンスタの授業は、単なる知識の暗記ではなく「なぜそうなるのか」というプロセスを重視するもので、それが私には非常に刺激的でした。

リンスタでの具体的な「学習の工夫」などはありましたか?

オンライン授業の強みである「板書のスクリーンショット」を徹底的に活用しました。ただ保存するだけでなく、後で検索しやすいように工夫したんです。例えば数学なら、スクショを「双方向授業」「復習用」などのフォルダに分け、ファイル名には「公式名」や「単元名」を入れました。これにより、過去の解法を瞬時に取り出せる自分専用の「デジタル参考書」が出来上がりました。一方で、苦手な国語はレベルが高く、ついていくのに必死でした。チャットで解答を送るスピードも周りのライバルたちが圧倒的に速く、焦りを感じることもありましたが、その「みんなで高め合う空気感」があったからこそ、最後まで走り抜けられたのだと思います。

受験勉強の苦しい時期、どのようにモチベーションを維持していましたか?

過去問演習の結果が思うようにいかない時は、誰だって不安になります。でもそんな時こそ、私は「目の前のTODO」をこなすことだけに集中しました。「今これをやらないと先はない」「あきらめたらそこで終わりだ」と自分に言い聞かせていました。TODOを確実に潰していくことが、合格への唯一の階段だと信じていたんです。 また、Comiruを通じて先生方と密にコミュニケーションを取れたことも大きかったです。秋の終わり頃、国語への不安が拭えなかった私に、先生方は「今は得意な数学をさらに伸ばして武器にする戦略で行こう」と方向性を示してくださいました。客観的なデータに基づいたプロのアドバイスを信じて動けたことが、精神的な安定に繋がりました。

「V特訓」が大きなターニングポイントになったようですね。

はい、V特訓の前日、河野先生から「絶対に合格してこいよ」と言われ、不安と緊張で迎えた当日の試験では思うようにいかず、絶望に近い気持ちでしたが、結果は合格。発表で自分の番号を確認した瞬間、自然と涙が溢れました。帰りがけに黒田先生から「もっと自分に自信を持っていいんだよ」と声をかけていただいたことも忘れられません。それまでは結果が出ないとすぐに落ち込んでいましたが、この特訓を経て「今の自分に足りないピースを見つけ、それを埋めるだけだ」と、課題をポジティブに捉えるマインドセットを手に入れることができました。これが最大の勝因だと思っています。

最後に、高校生活への抱負と、後輩たちへのメッセージをお願いします。

将来は環境分野の研究者か技術者になりたいと考えています。早大学院の3年間で、多角的な視野と深い洞察力を養いたいです。また、男子校ならではの熱い友情を築き、あの時憧れた「総合探究」の時間に没頭できることが今から楽しみでなりません。後輩の皆さんへ。入試本番、極限の緊張の中であなたを励ましてくれるのは、誰の言葉でもなく「過去の自分が積み上げてきた事実」だけです。だからこそ、日々の学習において一問一問に妥協せず、「なぜ解けたのか」「なぜ間違えたのか」を徹底的に言語化してください。その積み重ねが、本番で自分を支える最強の根拠になります。応援しています!

素敵なエピソードを誠にありがとうございました!