熊代大地(くましろだいち)

蟷螂之斧

2022.09.30

はいどーも!熊代です。

 先日、夕方に洗濯物を取り込んでいたら、
予定にないお客様とバッチリ目が合いました。

 

それはこちら…!

 

ででーん!

なんとカマキリー!
まぁびっくりですよ。それも立派な大きさで。
(しかも見事にカメラ目線に見えるの可愛すぎませんか?)

カマキリって、昆虫の中でもなかなか恰好いいフォルムをしてますよね。
おう!夏だぜ!おれは元気だぜ!と聴こえてくるようです。

 

さて、そんなカマキリですが、「脚」は何本でしょうか。

そうですね、その通り!

 

4本と答えたあなた!なんとそれは間違いなのです。

 

カマキリの脚は全部で「6本」。

昆虫ですから、「胸部から脚が3対(6本)生えている」というルールの通りです。

 

改めて全身をみてみましょう。

どうみても4本では???

ところがどっこい、いわゆる「鎌」の部分が「前脚」ということで、+2本あるわけですね。

 

カマキリの遠い親戚に、バッタやイナゴなどがいます。
彼らは後脚を強くして、高くジャンプすることを体得しています。
カマキリは反対に、前脚を強くして、獲物を捕らえることに使うようになったのですね。

※家のなかにも、ジャンプではなく「狭いところでも最速でダッシュする」ことを
 体得した真っ黒な昆虫もいますね。あれも彼らの遠い親戚です笑
 狭いところでジャンプしたらからだをぶつけてしまいますもんね。

 

カマキリの前脚については、江戸時代の『韓詩外伝』という書物の中でも扱われています。

「その敵勢を迎えて、徳川譜代最後の血戦をいどもうとしている黒菅二万三千石の戦いが、螳螂之斧のはかないあがきにすぎないことは、陸奥の胸にも火をみる程にあきらかなことであった。」

「螳螂」はカマキリのことで、ここで言う「斧」は、
前脚の鎌のことです。
「蟷螂之斧」は、いわゆる故事成語というものですね。

さらに昔、中国春秋時代の出来事が、この言葉の故事となっています。

「斉の壮公が猟に出たその車に、蟷螂が鎌を振り上げて立ち向かい、壮公は勇者であると褒めたという。」

これらのことから、現代でも「蟷螂之斧」は、
「力のない弱者が、自分の力量を顧みずに挑むこと」を指し、
勝ち目のない挑戦でも決して下がることなく立ち向かう様を意味しています。

 

海も時代も超えて、カマキリに感じる格好よさというのは、
人々を魅了して止まないのですね。

 

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