熊代大地(くましろだいち)

お花見の季節となりました

2023.04.01

はいどーも!熊代です。

おひさしぶりです。
一通りの受験が終わりを迎え、多くの花が咲いたところでしょうか。
しばらくブログもお休みしておりましたが、また張り切って参りたいと思います。

さて、先日きれいな桜が咲いているのを見かけました。
すっかり暖かい日が続いているので、いよいよ、という季節です。

日本の春と言えば桜!ですが、
そもそもなぜ桜は「日本でだけ有名な植物」なのでしょう。
俳句や短歌では、「花」と季語を用いることもあり、このときの花は「桜」のことを指します。
花=桜、となるくらいですから、よほど日本に関連された植物であると言えます。

 

その最たる理由は「気候」です。
桜の開花には「気温の変化」がとても重要になるのです。

日本には「四季」がありますね。
この四季によって気温や気候が変化していくうちに、桜が咲くことができるわけです。

簡単に桜の一年をまとめると、↓のようになります。
 春:花が咲き実をつける。
 夏:葉桜が美しい。光合成をして目一杯の養分を蓄える。
 秋:成長をストップさせ、冬越しの準備をする。
 冬:冬芽をつけて寒い時期を乗り越える。

このとき、だいたい15℃~20℃ほどになる桜は咲き始めると言われています。
が、ただ暖かければいいのではなく、その前に「寒い時期がある」ことが必要なのだそうです。

ですから、春夏秋冬と一年をめぐるうちに、桜の花が咲くのに十分な準備が進んでいくということですね。
これがちょうど良い環境となるのが、この日本という土地柄なのですね。

 

また、「桜(さくら)」という名の由来は諸説あります。
古事記や日本書紀に「木花開耶姫(このはなのさくやひめ)」の「さくや」が変化したという説。山の神の娘であるサクヤヒメは、富士山の浅間神社に祀られています。
このサクヤヒメが、富士山の上から種をまいたという伝説から、「さくら」と名付けられたようです。

他にも「咲き群がる」が変化し、「さくら」になったという説もあります。
小さな花が、わぁっとたくさん咲いている様子が、そのまま名前になった、ということですね。

見た目にもとても可愛らしく、とても古くから日本に馴染みのある花であるのがよくわかりますね。

余談ですがこの「日本書紀」。なんとこの2023年度入試において、
とある高校で「模範解答」に使われたものです。
社会ではとても有名なものですが、まさか理科でも問われるとは!
高校入試にも、まさしく新時代が訪れたといっても過言ではなさそうです。

話が逸れましたが、日本を代表とする花「桜」。
流行り病の騒動もようやくひとつの落ち着きを見せる頃合いですので、
皆さんもぜひ久しぶりの花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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