高校受験 受験当日の持ち物と十の心構え
2024.01.12
年が明け、受験日までカウントダウンの日数も残りわずか。これまでの成果を十分発揮するためには、余計な不安や心配を取り除くことが大切です。そのためにも、「持ち物」は事前に準備しておきましょう。万全な準備が、心を落ち着かせるためのお守りになってくれるはずです。
それでは、入試当日に必要な持ち物をチェックしていきましょう。
~必ず必要なもの~
❏ 受験票
❏ 身分証(生徒手帳)
❏ 筆記用具(鉛筆・シャープペン・消しゴム・定規・コンパス)
❏ 腕時計
❏ ICカード・現金
❏ 携帯電話
❏ 参考書、ノートなど
❏ 温度調整しやすい服装
❏ ハンカチ、ティッシュ
~必要に応じて~
❏ 上履き、上履き入れ
❏ 飲み物、軽食
❏ 折りたたみ傘・靴下の替え
❏ ホッカイロ、手袋
❏ マスク、生理用品、薬(目薬、胃薬)、絆創膏
❏ 眼鏡・ヘアゴム
❏ クリアファイル
次は、持ち物の内容について詳しく確認していきます。
受験票
濡れたり、破れたりしないように、クリアファイルやカードケースなどに入れて
すぐ取り出せるところに入れておきます。
筆記用具
・鉛筆:3本くらい削って持っていきましょう。転がりにくい形状のものを選び、輪ゴムなどで束ねておくと良いです。試験中はキャップを外して3~4本、机上に出します。濃さはHB~2B、自分の筆圧に合ったものを選びましょう。マークシートで指定がある場合は、それに従いましょう。
・シャープペンシル:替え芯を複数入れて、2~3本持っていきましょう。必要書類の記入や記述問題の解答に便利です。
・消しゴム:2~3個。ある程度使って、角が丸くなっているほうが使いやすいです。
・定規・コンパス:使い慣れたものを持っていきましょう。コンパスの針の調整も忘れずに。
腕時計
アナログ型でアラームや計算機などの機能がついていないものを持っていきましょう。
文字盤が大きく、見やすいものを選ぶこと。試験中、腕につけるのか机に置くのかは、自分の好みです。時間を確認しやすい位置を決めておくこと。電池交換をし、時報で正確に合わせて、持参しましょう。
ICカード・現金
ICカードは事前にチャージしておきましょう。それ以外に千円札2~3枚を持っていくと安心です。
携帯電話
会場まではマナーモード、試験中は電源を切ることを厳守しましょう。
参考書やノート
小さめのものを受験教科毎に持っていきましょう。次の教科に気持ちを切り替えるためにも「全教科」分、必要です。ただ、荷物が重くなって体力が奪われてもいけません。小さくて使い慣れたものを厳選して持参してください。
温度調整しやすい服装
寒い時期ですが、部屋の中は暖房が効いて暑いと感じることもあります。すぐに着脱できる
カーディガンやベスト、上着などを着ていくと良いです。
折りたたみ傘・靴下の替え
天候が優れないときは持参しましょう。雨で濡れて身体が冷えるということがないように。
天気を確認し、心配がない場合は不要です。極力荷物を減らすことも大切です。
ホッカイロ・手袋
手を動かしやすいよう、温めておきましょう。手が動くと脳も働きます。身体全体が冷えやすい人はお腹を温めると良いです。
ティッシュ・マスク・生理用品・薬・絆創膏
ティッシュは必ず持っていきましょう。鼻水や鼻血が出たり、飲み物をこぼしたりと、ハプニングは起こるものです。マスクも予備を持っていくと安心です。予定になかった生理が訪れることも。緊張から身体に変化が起こることは珍しくありません。普段服用している薬がある人は必ず持っていきましょう。目薬もリフレッシュや眠気覚ましに役立ちます。
試験問題で手を切ったときのため、絆創膏もあると良いです。
眼鏡・ヘアゴム
普段勉強しているときと同じ環境をつくると、心が落ち着きます。
~十の心構え~
①試験前日は早めに寝る。
睡眠時間は1.5の倍数、6時間か7時間半がおすすめ。
②試験当日は開始3時間前に起きる。
朝に文章を読む、計算する、リスニングを聞く、家族と会話するなど頭脳を起こすこと。
③当日の朝に交通情報・天気を確認後、持ち物を最終チェックする。
④朝食は必ず摂る。腹8分目を意識。水分も忘れずに。
⑤試験会場には30~45分前に着くように。早くても遅くてもよくない。
⑥試験前に緊張したらストレッチ、トイレ、深呼吸。
⑦試験中、答えが思い出せないときは右ナナメ45度を眺める。
⑧休憩中の答え合わせは絶対にしない。周りの声はシャットアウトし、次の教科の勉強に集中。
⑨休憩時間は必ずトイレへ行く。特に女子は並ぶので迷わずにすぐに行く。
⑩合格か不合格か、結果がでるまでわからない。とにかく1点でも多く取ることに集中。
以上、「持ち物」と「十の心構え」でした。
しかしながら、どんなに準備をしていても予期せぬことが起こるかもしれません。
そのときは「しかたない。これだけ準備をしたのだから。」という開き直り、心の余裕も大切です。
みなさんが最善を尽くし、「合格」を勝ち取れますように!
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