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高1から学校で好成績を確保するために大切なこと

2023.06.09

中学校と高校では学習内容の難度や進度、大学受験に対する準備や心構えなど様々な点で違いがあります。
この違いを今から正しく理解しておくことで、高校3年間、そして高校卒業後の進路、大学受験において後悔のない選択ができます。
将来の選択肢を広げられる今だからこそ、以下のポイントを意識して大学受験に向けて高校生活をお過ごしください。

高校1年生の成績は大学入試に影響する

大学入試には大きく分けて「一般入試」と「推薦入試」があり、大学受験生全体の5割程度が「推薦入試」を利用するなど、近年「推薦入試」の比重が高まっています。「推薦入試」には総合型選抜や学校推薦型選抜、公募型推薦など様々な種類があります。勿論、一般入試を目指す方も多いかと思いますが、選択肢は多いに越したことはありませんよね。是非高1から選択肢を広げておきましょう。
推薦入試の多くで出願の条件となるのが、高校1年生から高校3年生の1学期(2学期制であれば前期)までの「評定平均(内申点)」です。つまり、高校1年生の成績も含まれるため重要!ということですね。
評定平均が高いことは、出願する学校や入試方式の選択肢を増やすことにつながり、結果として志望校への現役合格の可能性が高まります。
志望校が決まっていない場合でも、評定平均を意識することで志望校の選択肢が広がるため、高校2年生・3年生で後悔をしないよう、高校1年生の定期テストから全力で取り組むようにしましょう。

 

高校1年生はスタートダッシュが肝心!

高1から好成績をおさめるために、高校1年生のスタートダッシュが肝心です。是非以下のポイントを踏まえて高1から勢いに乗っていきましょう。

高1の1学期から2学期までの成績が3年間の成績を決める!
高校1年生の1学期から2学期で取った成績や順位は、その後、クラスでの立ち位置や学力レベルを自分で決めることにもつながり、2年生以降も同様の点数や順位になることが多いです。クラスで10位以内、学年で30番以内、等目標を設定して高順位をおさめていけるように頑張りましょう。

高校入学時、学力の差はあまり無い!
高校では入試を経て入学する人が多いため、1学期や前期では学力の差はほぼありません。
つまり、入学時から勉強を怠らずに継続できているかが、最初の定期テスト結果を大きく分けます。
学校生活に慣れていないタイミングであっても、学習習慣を確立しておくことで、定期テストや大学受験に向けた模試においても意識高く目標を持ち、好成績をおさめることができます。

③ 科目は中学時代の約2倍になっているので注意!
高校では学習内容が増えるため、科目数も大幅に増えています。
化学や物理、日本史や世界史、地理のように、今までの「理科・社会」から単元ごとに特化した科目もあれば、数学Ⅰと数学Aのように学習量が多いために、科目数が増え、試験期間も最初の中間テストから4日間・5日間実施のところも多くあるでしょう。中学時代と同様の準備だと苦戦する可能性があります。早めの準備を心がけましょう。

高1から意識したいポイント

では、どのような点を意識して、高校1年生の1年間を過ごせばよいのでしょうか。以下の点を確認してみおきましょう。

① 定期テストは「早めの準備」と「科目ごとのメリハリ」
中学時代の試験勉強時間よりも早めに、多くの時間をかけられるよう計画的に準備しましょう。
また、単純に1週間前から実施していたものを2週間前からにするのではなく、「この科目は苦手だから毎日少しだけでも勉強する」「この科目はそこまで範囲が広くないから1週間前から時間をかける」
など、しっかりと計画を立てて、科目ごとでメリハリをつけながら進めていくことがポイントです。

 ② 将来を見据えた文理選択、コース選択
一部の学校を除いて、多くの学校では高校2年生から、文系または理系、国公立または私立のように、希望する進路別にクラスやコース、授業が編成されます。そのため、高校1年生の秋ごろ、遅くとも冬までには自分が進みたい進路をある程度明確にして、決めていく必要があります。
入学直後は学校生活など環境の変化が多く、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
半年後には最初の進路選択があるということを念頭に置き、自分の適性や興味・関心についての分析、オープンキャンパスといった大学・学部・学科に関する知識を少しずつ蓄えておきましょう。

 ③ 英検の取得を目指す
大学入試改革を迎える以前から、英語4技能検定を採択している大学は多くあります。
検定試験の用途は①出願資格、②得点換算(例:英検2級⇒本学の英語の試験を80点取れたことにする)、③加点(例:英検2級⇒本学の300満点の試験に+20点加算する)3種類があり、大学や学部・学科、方式等によって異なります。
また、英検は級の合否のみではなく、CSEスコア(得点)を基準としている大学もある為、単に合否のみを目標とせず、どのようなCSEスコアを目指すかを考えていく必要があります。
そのため、目指す大学がどのような検定・基準を求めているか、現在各大学のHPにて掲載されている最新年度の入試募集要項からチェックすることが重要です。
(私立大学附属高校においては、英語4技能検定を卒業要件に課している学校もあります。)
共通テストや一般入試では当日のテストで勝負が決まるため、事前に準備ができる英検を取得することで、より優位に大学受験に臨むことができます。

いかがでしたでしょうか。
大学受験は受験学年の高3だけではなく、高1からの取り組みがとても重要です。
こちらのコラムの内容を踏まえ、是非最高の進路選択が出来るよう頑張ってください!

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