EIKOH LiNKSTUDY

新年度に向けた春休みの過ごし方

2023.03.22

日に日に暖かさが増し、過ごしやすい日が増える春休み。
そして桜の開花と同時に、新しい学年へと期待で胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。これは「ものごとを始めるにあたり、計画を最初にしっかり定めておくべき」という意味を示す戒めの言葉です。春休みは元旦ではありませんが、年度の始まりです。どのように過ごし、何を目標と定めていくかで一年が決まると言っても過言ではありません。
今回は、そんな春休みの過ごし方を考えていきましょう。

~春休みにやっておくとよいこととは?~

1年の目標を決めましょう

新しい学年になったらどんなことに挑戦したいか、どんなことを達成したいか、目標を決めましょう。
目標はやる気を出す、モチベーションを保つためにも必要なものです。
ただ、一口に「目標を決める」と言っても何も浮かばないこともあります。
そんなときはぜひ、
・今楽しいと思っていることはどんなことか
・前学年での学校での様子はどうだったか など
現状の整理や振り返りをしてみてください。そして1年後の自分がどうなっていたいか具体的に想像し、それを目標の姿として設定してみましょう。
そして大きな目標が決まったら、次は短期間目標を決めることも大切。あまりにも長期的な目標だけではやる気は持続しません。「毎日10分リフティングを練習する」「1ヶ月で本を5冊読む」など具体的な行動目標を設定し、達成する喜びを経験することで次へのモチベーションが生まれます。

部屋の環境チェック!整理整頓をしましょう

「テスト前になると部屋の掃除を始める…」という人も多いのではないでしょうか?
すっきり整った部屋・机上の方が集中して取り組めます。
ただし、テスト勉強前に毎回掃除をするとなると…時間の無駄ですね。
部屋をすっきりさせて、気持ちよく新学年を迎えられるといいですね!

今回は、そんな「子ども部屋の清掃」に関してポイントをお伝えします。

・新しい教科書を保管するスペースを確保
新学期に必ず手にするのが「新しい教科書」です。保管スペースがないと、あっという間に部屋が散らかってしまう…ことになりかねません。前学年の教科書を整理して、置き場所を確保しておきましょう。

・机の上は何も置かない
机に限らず、子どもが勉強するスペースはなるべく物を置かないことをお勧めします。
「ついついスマホに手が伸びてしまう…」
「気になっていた本を読破してしまった」
など、勉強をしようと思って机に座ったのに、結局違うことをやり始めてしまったという経験は大人でもあるのではないでしょうか?
集中しやすい環境を整えるためにも、物を置かない状態を維持できるといいですね。

では、続いて学習面について考えましょう。

~学習面で取り組むべきことは?~

前の学年の内容は完璧ですか?

できる限り学習をスムーズにスタートしたいですよね。
ところで、前の学年の学習内容は定着できているでしょうか?
特に算数・数学や英語は、積み重ねの教科です。前の学年の内容が定着できていないと、次の学年でも困ってしまうことになりかねません。
学年末に実施したテストを解き直す、本屋に並んでいる「〇年生総復習」というようなワークを購入して春休みに1冊やり切ると決めて取り組むなど、躓きの芽を摘んでおきましょう。

学習塾に通っているなら… 軌道修正のタイミング

学校での新学期は4月ですが、多くの学習塾では小学生は2月、中学生は3月に新学年に切り替わります。つまり春休みは学習塾にとって新学期前ではなく、新学年になって1~2ヶ月が経過した頃、という位置づけになります。
新学年になると、新しい教材になったり新しい学習法になったり色々な変化があり、戸惑ってしまう生徒が多いのが現実です。なかなか宿題のペースも掴めず、落ち込んでしまっている時期かもしれません。そこで春休みはぜひ今までの学習を見直してみましょう。
どの科目が困っているのか、分からなかった単元はどこかなど整理し、1週間の学習リズムは継続できそうなものか確認し、不安を感じたら担当の先生に伝えてみましょう。家庭での学習の状況については保護者の方から塾側へ伝えてほしいことの1つです。
「うちの子は大丈夫だろうか」と不安になる時期かもしれませんが、状況をふまえ夏を迎える前に軌道修正を図ることが大切です。学習状況に不安のある方は、ぜひ春休み中にお子様の様子を確認してみてください。

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • グループ指導
  • 個別指導

イベント・コラム・ブログ一覧へ

お問い合わせ

受験や学習に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。
各種オンライン説明会も実施中です。

お電話でのお問い合わせ

0120-122-853
月~土 11:00~19:00