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高校進学までにすべき7つの目標

2023.02.24

 高校受験に向けて頑張ったA君、夏休みも冬休みも毎日10時間、受験にむけて勉強を頑張っていました。偏差値が夏から冬で20上がったことや、学校の内申点も9教科合計で8上がったことで念願の第一志望に合格することが出来ました。
「受験勉強は本当に辛かったです。でも目標が達成できたのでよかったです。」
笑顔で合格の喜びを語り、希望の高校に進学したA君でしたが、本当の辛さを知るのはこれからでした。

 充実した高校生活を送っていると思っていた10月。A君から塾に電話がかかってきました。
「文系理系のどちらに進むかも決められないくらい学校の授業に全くついていけません…。
せっかく志望校に受かったけど、今は違う高校への編入試験を考えています。」

皆さんは、こんなことにならないように今からしっかり準備を進めましょう。

高校進学までにすべき7つの目標 ~前半 中学校生活編

目標① 苦手教科を克服する!
「理科」が高校生になると「物理・化学・生物・地学」というように科目が細分化されます。勉強がさらに必要になるので中学3年生のうちから苦手科目を極力減らしておくことが大切です。

目標② 解けなかった応用問題に挑戦する!
 高校生のテストの平均点は50点台が普通です。応用問題の出題割合が増えるので点数が伸びないため応用問題が取れて初めて高得点になります。高校生になる前の中学生のうちに少しでも応用問題を解けるようにしましょう。

目標③ 解答までの過程を記述するクセをつける!
 高校生は問題を解いたときには解答だけでなく、解答までの過程の記述を求められることがあります。その場合、答えが合っていたとしても過程の説明が不十分だと減点されます。中学生の間に解答を書き残すクセを付けて過ごしましょう。

目標④ 授業中の板書を写すスピードをあげる!
 高校では教科も増えることからいろいろな先生が担当になります。板書が極端に多い先生、事前予習を前提とする先生などを考えると授業中の説明をきちんと聞くためにも時間を創り出せるようにノートに書く時間を短縮するよう努力しましょう。

高校進学までにすべき7つの目標 ~後半 事前準備編

目標⑤ 1年間の定期テスト日程を把握する!
 9割の生徒が「高校1年生の3学期成績=高校3年生の3学期成績」になっています。高校生活最初の1年で残りの2年間が決まると思って行動するためにまずはテスト日程を把握しておきましょう。

目標⑥ 赤点時の追試と補講の確認!
 高校生になると「赤点」と言われる定期テストの点数による足切りがあります。その赤点の点数のつけ方にも学校のルールがありますので確認しておくといいです。またその目標点に届かなかった場合には、もう一度違うテストを使用しての追試や、補習の授業である補講への参加が必要になります。追試や補講にならない事が前提ですが、赤点時にはどのような対応になるかとか、過去の先輩の失敗談を知っておくことで、より自身が勉強に集中できるようになるかもしれません。

目標⑦ 高校生活をイメージして学習の習慣づけが大事!
 高校生になると、授業時間や通学時間、部活動などで生活サイクルが変化します。勉強に向かおうとしても必然的に学習時間の確保が難しくなります。だからこそ事前にどのように1週間の中で学習時間を作るかを計画するといいでしょう。毎週土曜日の20:00-22001週間の復習をする、毎朝630645で英単語の勉強をする等、時間や内容はそれぞれのスケジュールに合わせてで構いませんが決めるのは中学生の間に行うことが大切です。高校生活が始まるとどうしても大変で時間が取れなくなります。

 いままでのすべての目標に共通していますが、大事なのは中学3年生の今のうちからできる事前の準備です。これからの自分を考えて「今」をどう過ごすかをこの機会に考えてみてください。

 栄光リンクスタディでも多くの中学3年生が春に高校生になります。高校入試がゴールではないので、さらにその先を見据えて指導に当たっています。状況に合わせて的確にアドバイスをしますのでお気軽にお問い合わせください。

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