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受験直前!あと1か月で偏差値を伸ばす方法!

2022.12.15

いよいよ中学入試まであとわずか、受験生の皆さんにとっては本番まであと1ヶ月とせまり日々焦りを感じることかと思います。この時期は、判定テストの偏差値や合否判定、また過去問演習の点数に一喜一憂しているご家庭も多いでしょう。

・直前期で偏差値を伸ばす方法が知りたい。
・合格は厳しいかもしれないが、何とか食らいつきたい。
・直前に何をしたらいいか分からない、家庭のサポート方法を知りたい。

といったお悩みを抱えている方に、このコラムはおススメです。
これまでの生徒たちの経験をもとに作成しております。合格に向けて皆さんのお役に立てたら幸いです。ぜひご一読ください。

◆直前期に偏差値を伸ばす方法3選
①新しいことには手をつけない
この時期、本屋さんに入ると「入試直前!これだけはおさえよう」という問題集が目についてしまうといった経験はございませんか。これまでは気にならなかったのに、ついつい手にとって目を通すと、わが子の学習状況が浮かんできてしまって購入してしまう、といったこともあるかもしれません。
ただ、これは大きな間違いとなる可能性がございます。直前期に偏差値が伸びた子の勉強方法の多くは、これまでの問題集を徹底的に復習することです。
直前期に必要な勉強は大きく分けると2つです。
1つはこれまでの復習を徹底的に行うこと、もう1つは苦手問題に取り組みすぎないことです。新しい問題集となると、自分が見たことのない問題に出会い、解き方がわからずより自信を失ってしまう、などということになりかねません。また、それを探して復習するのも大きく時間がかかってしまうものです。大切なことは、解いたことのある問題の解法を理解できているか、なのでこれまでの問題集を丁寧に解きなおし復習することの方が効果的だと言えるでしょう。

②戦略・計画を立てる
限られた残り時間をより有効的に使うために必要なことは、「戦略」です。
どの科目で何点取れるようにすればいいのか、現時点でのお子さまの得点力を正確に把握し、合格までの道筋を描くこと。具体的には、「どの科目で何点取れるようにするか」「問題の相性からこの単元の復習に多く時間を取った方がいい」などといった合格に必要な作戦を、塾とご家庭と本人とで確認することが大切です。その中で使用する教材や、勉強時間のバランス、土日の使い方など話をして決めていけると良いでしょう。

③勉強量を確保する
当然、すべてのスケジュールを完璧にこなすにはそれなりの時間が必要です。ただ、後述しますがこの時期は健康管理も同様に考えなければいけません。つまり、睡眠時間を削ってまで学習に充てるのはあまり得策ではありません。
受験本番では、試験の3時間前に目を覚まし、朝食をとって脳を万全の状態にしてから試験に向かうのがベストです。普段からこのような生活に慣れていないと、上手に機能せずかえって眠くなってしまうこともあるかもしれません。日ごろから早起きして学習する癖をつけておくとよいでしょう。そこが勉強時間を確保することにもつながるはずです。

◆保護者様の関わり方
①健康管理に気を付ける
直前期ですからお子さまも学習に力が入り、ついつい23時や24時を回ってしまう、ということもあるかもしれません。睡眠については、保護者様がコントロールをしてあげることが重要です。生活を朝方に切り替えるために、まずは早寝から取り組むことが大切です。早起きから取り組むとバランスを崩しやすくなります。気を付けましょう。
また、食事も3食きちんと取らせることで、体内の免疫を高め風邪の対策にもつながります。1週間前になって病気になってしまっては、これまでの努力が水の泡。そうならないようご家庭としては最大限健康管理に気を付けましょう。

②「あなたならできる」と声をかける
子どもにとって一番の味方は保護者様です。ついつい結果を見て「こんなんじゃ合格できない」や、本人の様子をみて「受験したいって言ったのはあなたでしょ」と怒ってしまったりすることもあるかもしれません。直前期だからこそ、起こることと言えますし期待しているからこその裏返しだということも理解できます。
確かに、出来ないことを無理に出来る、とお伝えするのは難しいかもしれません。その場合は、お子さまたちが出来ていることに目を向けてあげてください。得意科目に目を向ける、絶対に正解できる問題を見つけてあげる、など一番そばで見ている保護者様だからこそ本人の一番のサポーターになってあげられます。とある調査でも、受験生が保護者にしてもらって一番うれしかったことは「何もせずじっと見守ってもらったこと」という結果もございます。本人が自信をもって受験に臨めるようなご家庭での声かけやサポートをお願いいたします。

③大所高所で受験をとらえる
入試というのは残酷なものです。全員が望み通りの結果になることはありません。
大切なことは、受験はあくまで人生の通過点であることを保護者様が強く認識することです。たった1回の受験結果で人生が決まるわけではありません。結果をどう受け止めるのかによって、その後のお子さまの意欲や努力の仕方は変わってくるでしょう。そのときに、失敗した結果だけを受け止め伝えるだけでは、お子さまが今後前に進めなくなってしまうかもしれません。精一杯チャレンジしたことを認め、どんな結果になったとしも明るく受け止めてあげられるよう心の準備をしておきましょう。

中学受験では、「入試直前期が最も伸びる時期」といわれることもあります。これまでの努力が結実し、思いもよらなかった結果を勝ち取るお子さまも少なくありません。
お子さまが最良の受験を迎えられるように塾を上手に積極的に活用し、保護者様のサポートも精一杯お願いいたします。

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