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【教育コラム】増加する新タイプ中学入試

2022.07.15


中学入試といえば、一昔前までは算国理社の4教科または算国の2教科で受験することが通例でした。今も多くの学校ではその形式で入試が行われております。
ところが、近年いわゆる「新傾向入試」を実施する学校が増加しており、中学入試の常識自体が変化してきております。公立中高一貫校に代表される「適性検査型入試」を皮切りに、「英語入試」「算数入試」「プレゼンテーション入試」など、これまでと異なる入試形態を選択する学校が増えているのが大きな変化です。これは、現代における「学力」や「社会が必要とする人材」の価値観が変わっていることが要因とされております。それによって、お子さまの得意分野を活かした入試形態で受験が可能とない、これまでと異なる学校選びが可能となったということです。

以下にて新タイプの入試形態並びに実施している学校を紹介いたします。皆様の志望校選びの参考にして頂けると幸いです。

【適性検査型入試】
<入試の特徴>
23日に適性検査が行われる公立中高一貫校の併願を意識した入試です。東京都・神奈川県の多くの私立校ではそれに合わせて21日より、千葉県や埼玉県では12月~1月に適性検査型入試が行われます。
入試問題では、公立中高一貫校と同様に、4教科を横断した知識、思考力や表現力が求められます。また、併願受験しやすくするために、近隣の公立中高一貫校に寄せた問題を出題する学校も多いのも特徴です。

<実施している主な学校>
昭和学院(千葉県)・安田学園(東京都)・日本大学中学校(神奈川県)など

<こんなお子さまにおすすめ!>
・日頃から様々な観点で物事を考えることが好きで、自分の意見で表現するのが好きな児童。
・公立中高一貫校受検の準備をしてきて作文が得意な児童。

【英語入試】
<入試の特徴>
英語を学んできた小学生や帰国子女など、入試に英語力を生かせる試験です。
大きく①英語1教科入試②試験科目に英語選択が可能③英検などの資格で加点、の3つのタイプがあります。
中には筆記試験は実施せず、対話形式での面接、多人数の中で交わされる英会話で、受験生のリスニングとスピーキング力で評価する学校もあります。どの学校も、入学後の英語教育に力を入れています。

<実施している主な学校>
●桐朋女子中学校(東京都)
Creative English入試」…英語1教科で受験が出来、会話を聞いたり映像を見たりして英語で課題にこたえます。
●文化学園大学杉並中学校(東京都)
「英語特別入試」…英語と国語、または英語と算数の2教科入試。英語はリスニング25分、スピーキング25分を含む60分試験。
英検準2級レベルが求められます。

<こんなお子さまにおすすめ!>
・英語が好き、語学が好きで、将来それを活かしたいと思っている児童。
・他者とコミュニケーションをとることに興味があり、人と語り合うことが楽しいと思っている児童。

【自己アピール型入試】
<入試の特徴>
スポーツ、習い事、芸術、趣味など小学生時代に打ち込んできたことを、受験生が自らプレゼンテーションする試験です。
あわせて小学校で学んできた基礎的な教科試験や作文、面接などが組み合わせて行われることが多く、学校ごとの募集要項を確認する必要があります。

<実施している主な学校>
●中村中学校(東京都)
「ポテンシャル入試・活動アピール型」…小学校時代の活動・活躍を評価する入試で実績だけでなく、その活動を通じて何を得たのか、またそれによって自分はどう成長したのかということを言語化し説明します。
●二松学舎大学付属柏中学校(千葉県)
「表現力検査型入試・自己アピール」…自分に関することであればなんでも構わず、5分以内に自由にアピールします。
資料の持ち込みも可能です。

<こんなお子さまにおすすめ!>
・自分で積極的に打ち込んでいることがあり、それを人に説明することが出来る児童。

【探求型入試】
<入試の特徴>
自分ならどう探究しどう解決するのかという、解決の方向性を見出すための思考プロセスをみる試験です。
小学生時代に、資料やグラフを正しく読む力や書く力を積み上げてきたか、またその子なりの思考力・判断力・表現力・主体性はどんなものなのかが考査されます。

<実施している主な学校>
●東京家政学院中学校(東京都)
SDGs入試」…SDGs17のテーマを題材にして、学習課題に対して積極的に活動する姿勢を評価する入試です。
●桐蔭学園中等教育学校(神奈川県)
AL入試」…思考力・判断力・表現力等を評価するテストです。まず、映像による講義などを受講してもらい、その後内容に関わる問題を解いてもらいます。講義内容に関わる発表などをしてもらうこともあります。

<こんなお子さまにおすすめ!>
・粘り強く物事を考えることが好きで、クイズや論理パズルが得意である。
・身の回りにあり自分たちの生活に関わる難しい問題や課題にじっくり挑戦することが出来る。

【理科/サイエンス型入試】
<入試の特徴>
試験当日に実際に行う実験を通して、自分の考えをレポートにまとめ発表するなど、理科や科学が好きな子に向けた試験です。事象や現象、データを観察・解析する力に加えて、その結果を伝える力も求められます。

<実施している主な学校>
●山脇学園中学校(東京都)
「探究サイエンス型入試」…日常的な学習状況を見る「理科」のテストと、「課題研究」の2種類があります。
「課題研究」では、提示した課題の解決を通じて、受験生の考えをポスターにまとめてもらいます。
試験時間・配点は「理科」が30分・100点、「課題研究」が60分・150分です。

<こんなお子さまにおすすめ!>
・自然や生物について観察をすることが好き。
・実験や研究が好き。とにかく理科が好き

EIKOH LiNKSTUDY」では、新しい入試にも対応できるよう、様々な観点から低学年のお子さまに向けて以下のような企画を行っております。
【中学受験入門ゼミ】 ※画像をクリックすると、YouTubeを見ることができます。

【理科実験教室】※画像をクリックすると、YouTubeを見ることができます。

今回の企画では、楽しみながら学習に向かうことや、日常で起こる不思議な現象へ興味関心が持てるよう知的好奇心を刺激する内容を届けられたのではないかと思います。思考する面白さに触れることや、教科の枠を超えて学習することを楽しいと思ってもらうこと。それが、「新しい入試」への扉を開いてくれるものであると確信しております。
EIKOH LiNKSTUDYの今後の展開にご期待ください。

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