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2023年中学入試問題 栄光リンクスタディ エキスパート講師はこう見る!

2023.02.06

🌸一番最初の書き込みから見る 
🌸No.15~
🌸No.30~
🌸No.45~
🌸No.60~
🌸No.75~
🌸No.90~
🌸No.105~
🌸No.120~


131【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月6日(月) 18:34
2/2 鎌倉女学院中 理科
月の満ち欠けの問題に関連して、人類の月面調査に関する内容の出題もありました。
1969年に人類史上初めて月面に降りた宇宙飛行士の乗っていた宇宙船を記号で選択する問題がありました。
「栄光ゼミナール重大ニュース2023」の宇宙開発に関する記事の中ではアルテミス計画とあわせてアポロ11号についても紹介しています。
宇宙に関するニュースはこれからも注目です。


130【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月6日(月) 16:39
2/3 筑波大附属 理科
アメリカのグランドキャニオンと、富山県黒部峡谷のでき方の違いについて考える問題が出題されました。
河口からの距離と標高の関係がグラフで示されており、グランドキャニオンを形成するコロラド川によって形成されたことなどが説明されていました。
問題文の情報をもとにグランドキャニオンの形成され方を考える設問、黒部川がつくる扇状地についての設問がありました。


129【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月6日(月) 15:16
2/5 東京都市大学付属中④ 理科
生物研究部が夏合宿で西伊豆の堂ヶ島に行ったときの様子を素材にした出題でした。
海岸に漂着しているプラスチックごみから環境への意識、バイオマスプラスチックがどれだけ環境にやさしいかを実験を通して考える実験に関する問題となっていました。
入学してから、入試問題で扱われたことを、入学後は部活で実際に体験できるというのはいいですね。


128【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月6日(月) 15:03
2/5 本郷中③ 理科
地学クラブの合宿で調査した新潟県の地層というテーマで出題されました。
岩石の名称やフォッサマグナミュージアムに展示されている化石の名称、フォッサマグナパークの観察地点など、部活の合宿の様子がうかがえる素材で出題されていました。
入試問題を通じて活動盛んな地学部の様子も知ることができる、地学部に入部したくて受験した受験生にはわくわく感満載の入試問題だったのではないでしょうか。


127【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月5日(日) 16:34
2/5 渋谷教育学園渋谷中③ 理科
日焼け止めクリームを素材として、紫外線の仕組みなどを出題。
それだけかと思いきや、日焼け止めクリームにかかれている紫外線のUV-A,UV-B,UV-Cの違いの説明、SPF50の意味など、大人でも知らないような詳細の説明がかかれていました。
知識的な設問のほか、紫外線が体内に与えるいい影響を文章中から探して答える説明文読解的要素の設問もあり、しっかりと長い文章を読んで理解する力も求められていました。


126【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月5日(日) 16:26
2/5 大妻中③ 理科
花のつくりについて、がく、花びら、おしべ、めしべと遺伝子のはたらきについて出題されました。
3種類の遺伝子のはたらきかたによってつくられる部位がかわります。この問題ではA,B,Cの3種類の遺伝子について、遺伝子Aだけがはたらくとがく、AとBの2種類がはたらくと花弁、BとCでおしべ、Cだけがはたらくとめしべが形成されることが紹介されており、八重咲きの花ではたらいている遺伝子がどれかということを考える問題となっていました。
小学校5年生の学習では花のつくりとあわせて、遺伝子のはたらきによってこれらが決まってくることも学習していますので、見たことある問題として解くことができたかと思います。
それにしても、花のつくりと遺伝子の関係を理解するわけですから、受験生の理科的素養は立派なものです。

125【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月4日(土) 18:59
2/4 東京農大一中③の最後の問題は、2つの記述問題が出題されています。
1つは、「太平洋戦争をアジア・太平洋戦争とすべきという主張は、太平洋戦争という言い方のどう批判しているのか「というもの、もう1つは、「韓国では日本海を東海と呼ぶが、それぞれの呼び方によって表されることの違いは何か」というものでした。
歴史、特に近現代史については、人によってさまざまな見方や考え方があるものですが、まずは事実をしっかり学んだ上で、いろいろな考え方に耳を傾け、理解していくことが必要なようです。


124【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月4日(土) 17:49
2/1 フェリス女学院中では、エシカル消費に関する問題が出題されました。
エシカル消費というのは、自分の損得だけを考えるのではなく、人や社会や環境に配慮した消費行動のことです。例えば、テキストには必ず載っている「地産地消」などもその1つにあたります。最近の入試でも時々出ている「フェアトレード」などもそうですね。この取り組みは、SDGsの目標のうちの「つくる責任 つかう責任」に関する取り組みでもあります。
フェリス女学院中の問題は、エシカル消費にあたるもの、そうでないものを見極めるというものと、東日本大震災(問題中には明記されていない)がきっかけでおこなわれるようになった消費活動の具体例を答える問題でした。
エシカル消費という言葉を知らなくても、問題文をよく読めば意味はわかります。言葉を知っているかではなく、そこから社会で起きていることにどうつなげていくかという力が試されるのです。


123【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月4日(土) 17:36
2/1 横浜共立学園中 理科
2022年冬季オリンピックのハーフパイプで日本人選手が金メダルをとったことをもとに、ハーフパイプの形状を転がる球の運動について出題されました。
等速直線運動と加速する運動、ふりこの運動を順番に考えられるように出題されていました。
コースの設置場所、高くとぶための注意点など、理科的な側面から考える問題でした。特別な知識は不要ですが、オリンピック競技を科学的に考えるという面でおもしろい出題の切り口に思えました。


122【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月4日(土) 17:01
2/3 大妻中 理科
「なめくじに塩」ということわざをもとに、ねん膜(半透膜)をはさんだ水の移動について出題されました。
問題文では、水がまくを通して濃度のうすい方から高い方へ移動することが書かれているので、特別な知識はいらないようになっています。
淡水魚、海水魚が体の内外でどのような水と塩分の移動をさせているかについても出題されました。
高校生物の浸透圧調節に関する内容ですが、文章をもとに考えるので、予備知識は不要。
そうはいっても、試験時間は限られていますから、半透膜とその性質について事前にある程度の知識をもっているほうが有利です。


121【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月4日(土) 16:53
2/4 田園調布学園 理科
[1]は人体分野からヒトや鳥の骨格と関節に関する出題でした。
手のレントゲン写真をもとにしててにある関節の位置を考える問題、鳥の骨格から、かかとの位置を考える問題がありました。
図を見て理解することで答えられるようにつくられていました。


120【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月4日(土) 16:49
法政大学第二中学の理科は最後の大問が1年間におこったニュースをもとにつくられる傾向にあります。
2/4の2回目入試では、関東甲信、東海、九州南部で2022年6月27日に梅雨明けしたとみられると気象庁が発表したことに関しての文章とその穴埋めになっていました。ラニーニャ現象や偏西風など気象に関する知識をおさえていれば解答できる内容でした。


119【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月4日(土) 16:42
2/4 普連土学園中 理科
サイフォンを使ったコーヒーの淹れ方に関する問題が出題されました。
フラスコに入れた水を沸騰させて、ろうとをフラスコに差し込むとフラスコ内の湯がろうとを上昇することに関して、お湯が上がっていく理由を説明するという問題がありました。
また、コーヒーフィルターを通して固体と液体をわける操作、コーヒーを濃くするための工夫など、理科の知識をいかして答える問題となっていました。


118【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月4日(土) 15:19
2/1 駒場東邦中 算数

大問1⑶ 整数Aに対してAの各位の数の和をBとするとき、BがAの約数である整数を考える。A=2023ならB=2+0+2+3=7、2023=7×17×17なので、2023は条件を満たす。このときのA÷Bの商について2001~2050までの整数について調べる。大問1から早速大変。
大問2(回転移動)コンパスを用いた作図と面積を求める問題。これは取り組みやすい。
大問3(数の性質)1から70までの整数から、連続した整数を除いた時の和が2023になる場合を考える。大問1に続いてまたもや2023を用いる問題。
大問4(立体図形)立方体の切断。例年と比べても易しめ。三角すいをイメージできれば作図も簡単。

この入試問題に対応するにはやはり整数に関するセンスと立体図形の作図力を鍛えることが大切。


117【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月4日(土) 14:59
2/1 豊島岡女子学園中では、都道府県ごとの「かたつむり」の方言について、1960年と2010年の調査結果を見て解く問題が出題されました。問われているのは「でんでんむし」という方言の分布の変化です。
1960年の資料を見ると「でんでんむし」というのは、近畿地方を中心におもに西日本で使われていたものということがわかります。東北地方ではあまり使われておらず、秋田県や山形県ではほとんど使われていなかったようです。それが、2010年になるとほとんどの地域で「かたつむり」と「でんでんむし」が半々くらいになっているんですね。
ただ、東北地方については「その他」も多くなっていて、どのような呼び方なのかちょっと気になりますね。こういうときにインターネットはとても便利です。特に低学年のみなさんは、机上の勉強だけではダメですよ。ちょっとしたことに興味を持って調べてみるということも、とても大事な学習です。社会科の学習は、まず楽しまなくちゃ!


116【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月4日(土) 14:39
2/3 浅野中 算数

大問1(小問集合)⑸「偶数個の点を2個ずつ線分で結ぶとき、線分同士が交差しない方法が必ずある」ことの理由を考え、説明する問題。三角形において「2辺の長さの和は残る1辺の長さより長い」ことを用いる。算数の好きな受験生には是非取り組んでもらいたい良問。
大問2(割合)ウィルスに感染しているかどうかの検査について、陽性判定と陰性判定の精度から、実際に感染している可能性を求める。
大問3(数の性質)2×2×…×2と3×3×…×3と2や3を何回もかけあわせた数について7でわったあまりから、条件に合う整数の個数や組み合わせを考える問題。こうしたあまりに着目した問題は多く出題されるので、これから入試に臨む受験生はしっかり取り組んでおきたい。
大問4(立体図形)直方体から2つの三角すいを取り除いた立体の展開図や体積を求める問題。比較的取り組みやすい。
大問5(平面図形、場合の数)格子盤面上を移動する場合の数はよく出るが、これはA地点からB地点まで円の中心が移動する。栄光学園の大問1でも似たような出題がありました。通常の平行移動だけでなく、図形の中心が移動するタイプの問題はこれから増えるかもしれませんね。


115【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月4日(土) 14:25
2/1 鎌倉学園中の入試では「名古屋めし」についての問題がありました。
「味噌カツ」「手羽先からあげ」「小倉トースト」「ひつまぶし」の写真が載っているのですが、お昼前の時間にこの写真を見た受験生は、俄かに空腹を感じてきたかもしてませんね。問題自体は、ひつまぶしに使われている鰻の都道府県別生産順位を選ぶ平易なものでした。
ご当地グルメやおみやげなどは入試問題のテーマになることも多々あります。東京都内には、各地域のアンテナショップがあります。休みの日に、アンテナショップ巡りをしながら、その地域のことを学ぶなんていうのもお勧めですね。


114【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月4日(土) 14:17
海城中の社会は、毎年1つのテーマに基づいた文章を読んで解く形式の出題なのですが、2/1の第1回入試のテーマは「地図」でした。
前半の3分の1くらいが昔の地図の話、残りの3分の2くらいがデジタル地図について書かれており、国土地理院の「地理院地図」や「オープンストリートマップ」のことが挙げられています。どちらもインターネットで簡単に見られるものですから、一度アクセスしてみるといいでしょう。
リード文は、おもにデジタル地図について書かれているのですが、最後の問題は、紙で提供されるハザードマップの利点を記述する問題でした。インターネットの年代別利用率のグラフ、紙の地図とスマホの地図の画像、東日本大震災のときの写真が資料として挙げられていますので、これらを参考にすれば解答を導き出せるはずです。
ちなみに、リンスタのホームページに「講師ブログ」が掲載されていますが、私のブログでは毎回「地理院地図」を使っています。


113【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月4日(土) 13:07
2/3 慶応中等部 算数

大問1(計算、小問集合)数の性質、規則性、場合の数に関する一般的な頻出問題。
大問2(一行問題)食塩水、流水算、平均、割合、平面図形からの頻出問題。
大問3(図形問題)角度、相似、面積、回転体。回転体は面積比や体積比を上手に用いて計算を楽にしてから解きたい。
大問4(速さ)ダイヤグラムなどを利用して整理すれば特につまづくこともなく解答できたのでは。
大問5(水量変化)一般的な問題。⑵はグラフを用いて相似で解く方法もお勧め。
大問6(虫食い算)条件付きの虫食い算。1~9の整数を1つずつ用いる。算数の得意な生徒は大問5までに対して時間を対して費やしていないため、この問題にじっくり取り組める。

受験生のレベルを考えると、かなり難易度は低め。高得点勝負になるでしょう。


112【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月4日(土) 12:23
2/3 筑波大附属駒場(国語)
大問2の出典は岸田奈美「ガラスのこころ」でした。
最高峰の学校にふさわしい本当に素晴らしい文章と問題でした。
著者の岸田奈美さんがご自身のTwitterで
「これを…小学生が…解いてるの…???」と驚きつつ、
「設問1(表現の効果に関する問題)と 問4(比喩の説明問題)を解けた子、人の心を動かす文章を書いたり編集したりする才能があるよ。」と讃えていました。
エッセイ著者の目線から見る入試問題として非常に本質的な内容なので、興味ある方はぜひご覧ください!


111【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月4日(土) 11:41
2/3 慶應中等部では、プラスチックについての環境問題が出題されました。
世界的に問題視されている「マイクロプラスチック」に加え、「生分解性プラスチック」「ワンウェイプラスチック」「バイオマスプラスチック」の4つの言葉を文章中に穴埋めしていく問題です。言葉自体を知らなくても、意味を考えればなんとなくわかるのですが、試験の最初の問題だったのでやや焦った受験生もいたと思います。
ちなみに、「生分解性プラスチック」というのは微生物の働きによって、最終的に水と二酸化炭素に完全分解されるプラスチックのこと、「ワンウェイプラスチック」というのは使い捨てのスプーンや歯ブラシなどのプラスチック製品のこと、「バイオマスプラスチック」というのは植物などの再生可能な資源を原料としたプラスチックのことです。


110【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月4日(土) 10:49
2/1 中央大学附属横浜中 理科
メタンの燃焼について、分子モデルを使って考える問題が出題されました。
目単分子は炭素原子のまわりに4個の水素原子があり、燃焼することで水素原子からは水分子が、炭素原子からは一酸化炭素や二酸化炭素ができることを結びつく原子の数や、できる分子の数を答える問題となっていました。
物質を構成している分子は原子の組み合わせですから、ブロックを組み合わせるようにして考えることができれば解答できます。
中学以降の理科では原子、分子を土台として考えるようになりますから、学習がスムーズにすすむうえで分子の概念がきちんとわかっている受験生に入学してほしいというメッセージを感じます。


109【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 21:06
2/1駒場東邦の理科は生物分野で動物のからだのつくりなどをきいてくることが特徴的です。
今年はフクジュソウの花の写真とスケッチをもとに考える問題でした。またフクジュソウを訪れるハナアブとアリの体のつくり、花を訪れる利点、アリによって種子が運ばれる利点について聞く問題がありました。
これらは理由を説明する問題となっており、生物が生存していくうえで、どのような点がすぐれているか、日ごろから関心をもって学習することが大事です。


108【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 20:57
今年開校1年目となる芝国際中学校の理科について。
試験時間は30分で大問は4つ。
2/1の1回目入試は
[1]人体[2]電流[3]気象[4燃焼 
でした。
[1]人体は、心臓のつくりと血液の流れ。知識問題中心ですが、動脈と動脈血の違いなど細かいところまで正しく頭に入れておく必要がありました。また血液循環に関する計算問題がありました。
[2]豆電球と乾電池を用いた回路で、つなぎ方と明るさの関係が理解できているかというもので小学5年生の知識で十分。
[3]フェーン現象の計算問題、山をのぼる途中で雨をふらせたあとの空気が山を下りると気温が上がることを計算して求めるという標準的な出題でした。
[4]燃焼に関する基本事項を理解できているかという問題で計算はなし。最後に水素エンジン自動車の課題を自由記述させる問題がありました。

30分という試験時間であれば十分に解ききることができ、理科を得意としている受験生なら満点もねらえる内容でした。


107【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月3日(金) 20:46
2/3 筑波大附属(国語)
「わらう」ことに関する表現を分類する問題が出題されていました。
同じ「わらう」でも、「ほほ笑む」と「ちょう笑する」では込められている気持ちが違います。
「にこにこする」のように「笑」という漢字を使わずに笑っていることを表現することもできますね。
みなさんは他にいくつ思い浮かべることができるでしょうか?
〈追加問題〉
「泣く」と「涙」を使わずに「泣いている」ことを表現してみましょう。どんな表現が思い浮かびますか?
(例)受験生としての努力が報われた瞬間、目頭が熱くなった。


106【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月3日(金) 19:54
2/2 栄光学園中の問題は、全編通して牛乳がテーマとなっていました。
その中の1問に、明治時代に牛乳の生産がはじめられたころ、東京の中心部に牧場が多くあったことの利点について記述する問題がありました。そういえば、飯田橋駅近くの目白通り沿いにも「北辰社牧場跡記念碑」というのが建てられているのを見たことがあります。
一見難しそうな問題ですが、自宅でのことを考えたり、地理で学んだことの知識を活かしたりすることで答えを書くことができます。
自宅で牛乳はどこにあるでしょうか。当然冷蔵庫ですよね。冷蔵庫に保管してなければ、おそらくすぐに傷んでしまうでしょう。でも、当時は冷蔵庫なんてありません。搾った牛乳はできるだけ早く消費者に届けたいですね。現在でも牛乳工場は大都市の近くに多く建設されているのです。冷蔵手段もある現代でなぜそうなっているかといえば、牛乳は重いものですから輸送も大変だし費用もかかるからです。であれば、多くの人が住む大消費地の近くで生産するのがいちばんということになるのです。


105【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月3日(金) 19:39
2/2 慶應義塾湘南藤沢(国語)
大問4はこんな問題。
あなたの目の前に次の意見を述べる人が現れたとして、あとの問に答えなさい
「甘いモノって、誘惑は強い割にだいたい体に悪いじゃないですか。〈中略〉課税しましょう。」
問 あなたはこの人と対話をしています。この人の意見に一六〇字以内で反論しなさい。
あれ?この人どこかで見たことあるような…。これって私の感想ですかね…?


104【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月3日(金) 19:24
2/1 駒場東邦(国語)
最後の問題は小説を読み終えた生徒たちが見つけた資料と小説の内容をもとにして、述べられた意見として適切でないものを選ぶというものでした。
論説文×資料はよく見かけるようになりましたが、小説文×表×新聞記事というのはとても新鮮でした。
これからの入試でも複数の文章を関連させて読む問題は増えていきそうです。


103【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 19:23
法政大学第二中学の理科では毎年最後の大問がニュースに関する出題となっているのが特徴です。
今年の2/2入試はSDGsや、再生可能エネルギー、EVといった科学技術に関する文章の記号選択型の穴埋め問題となっていました。


102【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月3日(金) 19:19
2/3 早稲田中②では、日本の鉄道開業に関する問題が出題されました。
高輪ゲートウェイ駅の近くで見つかった「高輪築堤」の写真があり、この築堤を築いて鉄道を開通させることを決断した当時の責任者を問う問題でした。
高輪築堤というのは、新橋と横浜の間に鉄道を敷設する際に、海上を通る部分ができたために築かれたものです。なぜ海上を通す必要があったかというと、鉄道推進派の大隈重信と伊藤博文と、軍事優先派の西郷隆盛が真っ向から対立し、西郷が影響力を持つ兵部省の土地を通ることができなかったからなのです。現代の私たちから見ると、大隈と伊藤のほうが先見の明があったというように思えますね。
で、この問題の解答は大隈重信です。考えてみれば早稲田中の入試問題ですから当然といえば当然でしょう。しかも、問題に使われている高輪築堤の写真の下には「佐賀県HPより」と書いてあり、これもヒントなのかもしれません。


101【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月3日(金) 19:15
2/3 筑波大附属中 算数

大問1(小問集合)⑵の整数問題は約数の和と約数の逆数の和から元の整数を求める問題。ふと2019年度の武蔵中の大問1を思い出しました。
大問2(数の性質)魔方陣は各列の和が等しくなりますが、この問題は縦横それぞれの列の積が等しくなる。素因数分解を上手に活用できると簡単。
大問3(正方形)格子点を結んで正方形を作る。(1)をヒントに(2)を解く。こうしたタイプの小問同士が関連している出題には慣れておきたい。
大問4(対称・投影図)与えられた条件から図を想像したり、問いに対して適切な作業を行えるか、今までの学習姿勢が問われる問題。
大問5(割合と比)水を移すことで生じる水面の高さ変化から、初めの水面の高さを求める。初手を間違えると苦労する。
大問6(速さ)ダイヤグラム。比較的取り組みやすい問題。
大問7 ヒストグラムから、どちらのバスを使うべきか、根拠とともに答える記述問題が特徴的。グラフや表の(高いレベルでの)読み取りはいろいろ経験させておきたい。
大問8 マスの上にあるロボットに指示を与えて動かす。プログラミングのような思考が求められる問題。面白い。

この問題量と内容を40分で解かなければならない。受験生には相当に高いレベルでの思考力、計算力、作業力が求められていることが分かります。


100【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 19:14
2/2 栄光学園中 理科
栄光学園の理科は大問が1つ。
多くの学校は物理、化学、生物、地学の4分野から1つずつ作られるので、大問が1つだけの栄光学園はかなり特徴的です。
今回のテーマは二酸化炭素でした。
炭酸水から発生した二酸化炭素、クエン酸と重そうを混ぜたときに発生した二酸化炭素の重さと体積の関係などが出題されました。
昨年は食塩水の濃さ、2年前は植物や栄養素に関して出題されていました。
特定の分野からの出題なので、その分野が得意だった場合大きく得点できます。
そうはいっても、しぼりこんで学習とはなかなかいかないでしょうから、他の学校同様各分野をきちんと学習して入試を迎えたほうがいいのはいうまでもないことです。


99【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月3日(金) 19:07
「ふられて会社を休むなんてみっともないことを、まさか自分がするとは思ってもみなかった。」で始まるのは男子の難関校2/3早稲田中の国語の大問1。
出典は宮下奈都「転がる小石」『遠くの声に耳を澄ませて』
国語の入試問題において小6男子たちは女子の気持ちや女性の気持ちといった自分とは異なる他者の気持ちを読み取ることが求められることがよくあります。


98【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 18:43
2/2 白百合学園中 理科
状態変化と密度に関する出題。
ろうそくのろうの場合、液体から固体になると体積は小さく、水の場合は固体の氷になると体積は増えます。
重さが同じまま体積が変わるので、密度が変化します。
水より氷のほう体積が大きいので、氷のほうは密度が小さい、さらにそこから発展して液体の中に、同じ物質が固体になったものを入れると浮くか沈むか、密度と浮き沈みの関係を考える問題でした。


97【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月3日(金) 18:43
2/3 明大明治中の大問Ⅲは、2022年のできごとを題材とした公民分野の出題でした。
ロシアによるウクライナ侵攻の日本への影響を問う問題、ステルス値上げということばの正しい意味を選ぶ問題、円安の要因についての文章の穴埋め問題などがあり、最後に出題されたのが「クオータ制度」についての意見を述べる問題でした。男女同数のクラスの委員4名を決めるとき、男女2名ずつにすることへの賛成・反対意見を答える問題、さらにその意見に対する反論を答える問題とあって、最後は日本の選挙にクオータ制度を導入することへの自分の意見を書く問題と続きます。ここに至るまでの問題数も決して少なくはないので、時間を残せずに熟考できなかった受験生もいたでしょう。過去にもこのような出題のある学校ですので、過去問への十分な対策をしておく必要がありますね。
追記:先ほど、聖光学院のところでも述べた“GX”は、ここでも出題されていました。


96【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 18:31
2/1 本郷中 理科
昨年11月の皆既月食と天王星食について、一昨年11月にあった金星食とあわせて出題されました。
惑星食がどのようにして起こるか説明が詳細にかかれており、また東京からの見え方の図が示されていました。
また、皆既月食になった際に月が赤銅色になる理由についての設問がありました。赤銅色になる仕組みについては「栄光ゼミナール2023年中学入試用重大ニュース」の追加資料に記載があり、準備していた受験生にとってはうれしい問題だったはず。


95【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 18:18
2/1 頌栄女子学院中 理科
昨年11月の皆既月食と天王星食が同時におこったことに関して出題されました。
このテーマは「栄光ゼミナール2023年中学入試用重大ニュース」の追加資料としてカラーページで紹介しているものです。
出題内容は、天王星を含む惑星全般、月食がみえた方角、月のかけ方などでした。


94【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 17:31
2/2 東邦大学付属東邦 理科
アリの巣にいる女王アリの習性について出題されました。
アリの巣には女王アリが1匹いますが、女王アリがいなくなったときにどうなるかを部屋にいれて飼育して確認する実験でした。
女王アリが近くにいてもガラス板で仕切られていると働きアリには女王アリがいることを認識できず、金網だと認識できることが実験結果からわかるようになっていました。このことからアリは目で見ることで女王アリの存在を認識するのではなく、金網を通す気体によることがわかります。
実験結果をみてわかることを考える問題ですので、実験内容の理解が大事です。


93【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月3日(金) 15:31
“DX”“GX”“CSR”“ESG”“LCA”
2/2 聖光学院中の大問1の問1に挙げられていた選択肢です。
アルファベットの略語やカタカナ語は定番の問題ですが、この5つはなかなかハードですね。大人でも、すべて完全にわかる人は意外に少ないかもしれません。
問題の内容は、この中から「脱炭素社会実現に向けた社会や産業構造の変革」を指すものを選ぶというものですが、いかがでしょう、わかりますか?


92【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 14:24
2/2 渋谷教育学園渋谷② 理科
新型コロナウイルスに関する家族の会話をもとに、各設問を展開。文章は長いですが、それぞれの設問と必ずしも文章は結びついておらず、読解力のようなものはあまり求められていませんでした。
「感染者数が氷山の一角」という表現から、氷の浮力について計算する問題が出題されていました。
また、夏暑い日でも体温が急上昇しない理由を水の性質をもとに考える問題など、渋谷教育学園渋谷らしい思考、記述の出題でした。


91【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月3日(金) 14:11
2/2 渋谷教育学園渋谷② 算数

大問1(小問集合)⑷の食塩水は3種の食塩水を2種ずつ混ぜる問題。てんびんではなく食塩の重さに注目した方が楽。⑹は3つの立方数の和から1つの立方数を導く問題。エグい。計算の結果から9の倍数であることや4の倍数であることを利用して27や64で除算すると比較的見つけやすいか。
大問2(面積)点光源が作る正方形の影の面積。こうした立体的な相似を活用した影の問題は最近増加傾向にある。これからの受験生はしっかり類題に取り組んでおきたい。
大問3(場合の数)トランプを用いた並べ方の問題。⑵まではしっかり得点したい。作問した先生はポーカーがお好きなのかしら。
大問4(水量変化)容器に階段状のおもりをおいて水を注いでいくときの変化に関する問題。⑵以降はおもりに穴が開いており、難易度が上がっている。


90【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月3日(金) 13:23
2/2 渋谷幕張中②の大問1,文章のテーマは地政学でした。
地政学というのは、地理的な条件が国家の政治・経済・軍事に与える影響を研究する学問で、最近は書店でも関連する書籍をよく見かけます。また、取り上げられた国がインドで、間もなく人口が世界一になるなどの話題はあるものの、受験生にとってそれほど馴染みがあるとは思えない国で、戸惑った受験生もいたことでしょう。
問題の中には、地政学から見たインド北東部の民族構成を踏まえてその地域出身のお手伝いさんが英語を流暢に話せる理由や、インド北部の地政学的な要因を挙げて国連でのロシアに対する非難決議に対してインドが棄権した理由など、小学生にはハードルが高いと思われるものもありました。
ちなみに、最初に挙げられていた文章は渋谷幕張中の卒業生の著書からだそうです。


89【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月3日(金) 13:16
2/2 栄光学園 算数

大問1(平面図形)直角三角形の辺上に正方形の中心が乗った状態で、向きを変えずに平行移動する。ていねいな作図と相似を利用した計算がきちんとできれば大丈夫。
大問2(立体図形)立方体を積み上げて作り上げた直方体の切断。切断される立方体の個数は比較的簡単に求められるが、さらに体積1㎤未満の立体の個数を求めさせるところがさすが栄光学園といった感じです。
大問3(数の性質)整数に決まった操作を行い、回数と和を考えさせる現場問題。比較的取り組みやすい。
大問4(サイコロ)正方形の盤面上でサイコロを転がす問題。低学年でも一部扱える問題なので、多くの受験生が一度は経験しているのでは。
今年は女子学院中の大問6でもほぼ同様の出題がされています


88【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 12:10
2/1 広尾学園(午後) 理科
[1]は光の進み方に関する問題
鏡に向き合ったときの見え方、レンズを通した光の進み方など、
テキストにあるような説明文と問題でした。
解答欄もマス目とレンズ。
募集要項の持ち物には「定規、コンパス、分度器は不要」とあり、該当の作図問題では「定規を使用せず、丁寧にかきなさい」となっていました。
普段の練習は定規を使うことも大事ですが、マス目をよくみてていねいにかけることも大事で、まさにその作業力をみる入試です。


87【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月3日(金) 11:55
2/2 明治大学付属中野中 理科
[1]はメダカについての出題。
メダカのひれで2枚まるもの、オスとメスでちがうひれなど。
メダカを学習するうえでの基本事項ですが、こういった基本もしっかりと出題されます。
日頃からこつこつ学習する姿勢が大事です。


86【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月2日(木) 20:26
2/1 本郷中の入試では、長崎県島原の郷土料理「ろくべえ」の原料を答える問題が出ました。
郷土料理やご当地グルメをテーマにした問題は、これまでの入試でも出題されています。こういうことをいうと、「各地のグルメを取り寄せて食べなくちゃ」と張り切る保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうことではないんです。もちろん、旅行に行ったときにその土地のものを食べてみるとか、その土地のことを調べてみるといったことは、とても良い取り組みです。しかし、それはあくまでも「楽しみ」としてのことです。
さて、この問題ですが、文章をよく読むとちゃんとヒントが散りばめられているんです。飢饉のときに救った、火山性の瘦地、食べるとほのかな甘みなどのヒントを読み飛ばさなければ、自ずと解答は浮かんできます。


85【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月2日(木) 20:02
2/1 國學院久我山中の大問1のテーマはとうもろこしでした。その文章を読んで知ったのですが、ポップコーンはとうもろこしの品種名なんですね。文章中にも書いてあるように、私もお菓子の名だと思っていました。まだまだ知らないことはたくさんありますね。
さて、その中の問題の1つに、缶詰で販売しているものが多いホールコーン(ゆでたあとに粒に分けたとうもろこし)が、最近はプラスチックのパックで販売されるようになり、さらに容器を改良しようとしている。あなたならどう改良するかという問題がありました。
こういう問題は闇雲に答えを考えてはいけません。まずは、缶をプラスチック容器にしたメリットを考えます。その上で、プラスチック容器のデメリットを考えれば、何らかのアイデアが浮かんでくるはずですよ。


84【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年2月2日(木) 19:50
2/1 学習院女子A 算数

例年より難化しております。女子校ですが、男子校でよく問われるような作業系・計算系の問題が並んでおりました。ここでどれだけ正解できるか、がカギになります。
まずは、「割合」や「和と差」の典型問題を正確に得点していきたいです。

大問1⑵(□を求める計算の応用)思いつかない受験生はここで時間を使いそうです。即座に解法が思い浮かばないのであれば、後回しにして最後に時間をかけて挑むのがよいでしょう。
大問5(図形の個数をかぞえる)テキストにも載っている典型問題ですが、正確に取り切るのが困難な問題です。普段からあきらめずに答えまでたどり着く訓練をしていたかどうかが勝利を左右します。
大問6(作図、図形・植木算の複合問題)難問です。長さの計算と周期を同時並行で処理しなければなりません。⑵⑶は得点するのが難しいので他の問題に時間を使ったほうがいい。それこそ上記2問に時間をかける方がよいでしょう。


83【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月2日(木) 17:31
2/1 青山学院中の入試では、青山学院のある渋谷付近の地図を使った問題が出題されました。
その中の1つに、現在の地図と江戸時代の古地図を見比べて、現在青山学院がある場所にあった屋敷の大名の名を選ばせるという問題があります。古地図散歩というのはちょっとしたブームでもあり、書店にいくと関連書籍が並んでいますし、スマホのアプリにもあります。この問題を作った先生は、日ごろそんな散歩を楽しんでいるんでしょうかね。
また、渋谷付近の地形の成り立ちや、縄文遺跡の位置を答える問題も出題されていました。どこかで聞いたことがある話題だなぁと記憶をたどってみたところ、NHKの「ブラタモリ」で見たことを思い出しました。他の学校でも「ブラタモリ」のネタと思われる問題がいくつかありましたので、この番組は受験生にお勧めの番組の1つと言えるでしょうね。


82【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月2日(木) 16:54
2/1 麻布中 理科
[1]体温調節、汗、神経など
[2]星の見え方
[3]スピーカー、コンデンサーの流れる電流
[4]栄養素とカロリーの計算

[2]では左眼と右眼でものを見たときの奥行の見え方について、過去にも立体的にものが見える仕組みを出題した年があり、光の進み方と見え方については理解しておく必要があります。
[4]は栄養素という意味では生物分野的ですが、分子がくみあわさってできているという化学的側面と、食品にかかれているカロリーについて考える問題です。
熱計算として出てくるカロリーを、日常生活でなじみのあるカロリーも同じカロリーですから、そこを日頃の学習でも意識できていると取り組みやすいです。


81【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月2日(木) 16:41
2/2 渋谷教育学園幕張2回 理科
実験操作に関する問題が多数出題されていました。
2本のストローを口にくわえて、片方でコップの中の水を。もう片方でコップの外の空気を同時にすうと、水をすいあげることができない現象について。
これはまず、ストローで水を吸った際に吸い上げることができるという日常当たり前な現象を気圧の面から理解しておくことが大事です。
また、計量器を入れた容器を回転させることで遠心力の大きさを
考えるなど、実験を通して理解がきちんとできるか、科学的な思考が求められました。


80【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月2日(木) 15:47
2/1 巣鴨中では、インクルーシブ公園についての出題がありました。
インクルーシブ公園とは、年齢や障がいの有無に関係なく、誰もが一緒に遊べる公園のことで、東京都内を中心に増えているそうです。巣鴨中の問題では、豊島区にあるとしまキッズパークを例に挙げていて、車椅子を使っている子どもでも遊べる高さのある砂場の写真が載っていました。
まだまだ数は少ないですが、東京以外の地域にもこのような施設が増えていくのかもしれませんね。「身近なものから学ぶ」というのは、社会科学習の基本中の基本です。


79【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月2日(木) 15:18
2/1 麻布中 算数

大問1 水そうに水を入れる蛇口と排水溝が複数あるいわゆるニュートン算だが、消去算を用いて解くと簡単。
大問2 正八角形内に直線を引き、現れる図形の面積を求める。⑴は三角形ABP+三角形EFP=正八角形の4分の1と考えることでたやすく解けるが、⑵は苦労した受験生も多いのでは。各頂点からQに向けて直線を引いてから各図形にいろいろ記号をおいて考えると…。面白い問題でした。
大問3 円を折り返して生まれる曲線の和を求める問題。対称性に注目して同じ長さ(曲線)をまとめて計算する。
大問4 水溶液の濃度と原価を絡めた問題。比較的取り組みやすい。この問題とは全く関係ないのですが、水あめ会社に就職した友人がコーラに入れる水あめの原価に苦労していたことを思い出しました。
大問5 立方体ブロックをルールに則った操作で取り除く問題。これは麻布らしいなぁ。
大問6 分母が2×2×…×2と2をかけ合わせた数で作られる分数を小数にしたときに、最後に並ぶ4つの数字について考えさせる問題。面白い着眼点、なんともさすがです。表にまとめながら自分で解法を探っていくいわゆる現場問題。

さすがの麻布学園。骨のあるしかもセンスある問題ぞろいでした。
全問解かなきゃ…と焦るより、各問題を楽しめる受験生こそが勝利を勝ち取れるのかもしれませんね。


78【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月2日(木) 14:28
2/1 渋谷教育学園渋谷中の入試では、鎌倉時代の「市」で看板が多用されなかった理由を問う問題が出題されました。
鎌倉時代には月3回、室町時代になると月6回の定期市が開かれたというのは、テキストにも載っているような普通の知識ですが、この問いには戸惑った受験生もいたことでしょう。
テキストには、定期市の様子が描かれた絵も載っていますし、入試問題にも絵が載っています。このような歴史史料をしっかり見る習慣のついている受験生は、定期市というのは現在のフリーマーケットのような感じで、売り手が目の前に商品を並べて売っていることに気づいたはずです。商品が並べられているならば、あえて看板を出す必要もないですよね。
テキストに載っている絵・写真・グラフ・表などにも、ていねいに目を通す習慣をつけることも大事です。


77【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月2日(木) 14:27
2/1 渋谷教育学園渋谷中 理科

咲いている花の色がだんだんと変化していく現象を題材に出題されました。
内容としては新鮮ですが、問題の1つ1つは植物の単元として学習している内容です。
光合成、受粉をはじめとしてこれまでに丁寧に学習を積んでいれば正解しやすい問題となっていました。文章中に花粉を運んでくれる生物「ポリネーター」という言葉が登場し、受験生にとってなじみのない言葉ですが、文章で丁寧に説明されているので、きちんと読み取って正解を導くことができます。
読んだ内容の理解と表現という意味で渋谷教育学園渋谷らしい出題でした。


76【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月2日(木) 14:19
2/1 巣鴨中 理科
モンシロチョウのからだにあしをかきこむ問題がありました。
モンシロチョウをはじめとする昆虫は小学4年生で学習します。
言葉をして覚えるだけではなく、図として理解しておくことも大事です。
また、外来生物や活火山など近年話題になった事柄も出題テーマとなっていました。
日頃から視野を広くして学習しておくことが大事です。


75【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月2日(木) 14:17
2/1 東京農大一中 理科
回転する歯車を用いて光の速さを求める実験の計算問題が出題されていました。
他にも発電に関する計算、神経細胞を伝わる電気信号の速さなど、思考や計算するものが多く東京農大らしい出題でした。


74【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月2日(木) 13:33
2/1 麻布中、武蔵中両校で出題されたテーマは、共に「水」でした。
麻布中は、公共のものの1つとして水や水道について、武蔵中は江戸の町の発展と水についての文章を読んで問題を解いていきます。
出題に関しても、同じような解答になるものがありました。麻布中では、近代的な上水道がいち早く横浜で整備された理由、武蔵中では、江戸の東側になる本所や深川で上水や井戸水が利用しにくかった理由を答える問題なのですが、どちらの解答にも「埋め立てた土地なので井戸水に海水が混じる」という内容を書く必要があります。この考え方自体は、以前にも他の学校で出ていますので、思いついた受験生も多かったのではないかと思います。
男子御三家のうちの2校が同じテーマの問題を出すなんて、こんな偶然もあるんですね。


73【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月2日(木) 11:12
2/1 武蔵中(国語)
中島岳志「思いがけず利他」からの出題でした。
昨年は伊藤亜紗「記憶する体」から出題されていました。
両名共に「利他とは何か」という本の中で「利他」について論じています。
双方向授業で利他的に見えて実は利己的な行動ってどんなことがある?という話をしていたので生徒の皆さんは聞いたことあるテーマだったのではないかなと思います。
ちなみにその回のベストアンサーは「安い手作りチョコでホワイトデーに高いお返しを狙う」でした。小6女子、恐るべし。


72【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月2日(木) 9:59
2/1渋谷教育学園渋谷(国語)
大問1 額賀澪「競歩王」
額賀澪さんの作品も葛藤・気づき・成長などが巧みに描かれていて、2日以降の日程でもどこかの学校で出題されそうです。(「ラベンダーとソプラノ」辺りが出題されないかなーと思っています)
それぞれに葛藤を抱える登場人物たちを重ね合わせたり、情景描写の効果を考えたり、非常にレベルの高い問題でした。
大問2 古田哲也「いつもの言葉を哲学する」
社会的包摂と多文化共生を目指した「やさしい日本語」は、言葉の簡素化・平明化を追求し過ぎるとオーウェルの「ニュースピーク」のような画一的なものの見方の支配につながる恐れがあるといった内容でした。
大人向けの文章や頻出の文章テーマに慣れることをしていないと読みにくかったかもしれませんね。


71【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年2月1日(水) 21:58
2/1早稲田中① 算数

非常に複雑な計算を強いられます。問題の読み取りを正確に行わないと、思考の沼に陥ってしまう問題も多かった印象です。
あれ、なんか変だぞ?と思ったときにすぐ発想を切り替えられる受験生が合格できるのだろうと感じました。

大問3(速さ)出会い算+流水算+通過算という新しい問題です。人とボートで進む道のりが異なる、ということに気づけたかどうか。

大問4(規則性)反射の問題にも通ずる良問です。知らないとなかなか思いつくのは難しいので、考え方を身に付けておきたい問題です。

大問5(図形の回転移動)問題文の意味を正しく読み足らないと⑴⑵で外す可能性大です。先入観にとらわれないように注意したいのと、おかしいと思ったときに訂正できる応用力が必要です。


70【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月1日(水) 21:36
2/1 慶應普通部 理科
2011年4月に宮城県沖で発生した地震を題材とした地震全般に関して出題されました。
緊急地震速報によってわかることや、大きなゆれにそなえてしておくことなど、日常生活の中での注意点についても出題されていました。


69【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月1日(水) 21:25
2/1 武蔵中 算数

大問1⑴は数の性質。2023の素因数分解と約数の和に関する知識があれば、一瞬で解ける。⑵は場合の数。3組の2人兄弟に関する方がきちんと解けたかどうかが勝負の分かれ目。
大問2はニュートン算ですが、なかなか手ごわい。前売り券と当日券の条件をきちんと整理して考えられたかどうか。苦労した受験生も多いはず。
大問3は平面図形。合同な三角形の作図に気づいたら意外と簡単。
大問4は武蔵らしい作業問題。問題文をしっかり読み、ていねいな作業で解答を導く問題。

例年通りの大きな解答用紙と解答欄。精いっぱい自分の想いをこめて、解答欄を作り上げることが大切です。


68【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月1日(水) 20:53
2/1 洗足学園中では、こんな資料を使った問題が出ました。
1つ目の資料は、急な坂を上り下りしていた東海道線が、「ある建造物」によってほとんど坂を越えなくてよくなったことがわかる図。2つ目の資料は、静岡県のわさび栽培に関する資料で、わさびの栽培には豊富な湧水が必要なことが読み取れます。この2つの資料から、東海道線の変化と、この地域でのわさび栽培の関係を記述するという問題なのです。
鉄道が好きな男子なら、これは丹那トンネルのことで、これによって御殿場経由の急坂がなくなったことと、工事のときの大量出水によって水が枯れたことに気づくかもしれませんが、この学校は女子校ですので、さすがに気づいた受験生は少ないでしょう。
そこでヒントになるのが、問題文中にある「リニアの工事に際して静岡県が懸念している問題」という部分です。これなら、時事問題の知識として知っている受験生も多いので、解答にたどり着けたかもしれません。
最近の入試問題は、このように資料や文章をよく見て、よく読んで考えるものを増えているんです。


67【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月1日(水) 19:01
2/1 慶應普通部
大問3のリード文のテーマはなんと大隈重信。慶應の入試で早稲田の大隈をテーマにするなんて、とても意外な感じがしました。
とは言ってもこの問題、大隈重信に直接関係あるのは立憲改進党と第一次世界大戦ぐらいで、あとは「為替」の読み方を問う問題、円安への対策として「円買い」を答えさせる問題、日本の通貨の記号を書く問題など、お金に関する問題でした。
文章中に、大隈の功績が書いてあるのですが、さりげなく「福沢の助言に従って」と書いてあるところは慶應のプライドなんでしょうかね。


66【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月1日(水) 18:58
2/1 雙葉中 理科
アメリカザリガニを題材に食物連鎖について出題されました。
アメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定されるなど、この1年間で話題になった生物です。
雙葉中は去年も火山の軽石が流れてくることをテーマにした出題と、ニュースをテーマにして問題が作られていました。
日頃から関心を持っておくことが大事です


65【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月1日(水) 17:23
2/1 開成中 算数

大問1(速さ)ウサギとカメの競争問題。まさかこういった形で時事問題?を出題してくるとは…。難易度はやさしめ。
大問2(平面図形)正六角形を1:2に等分する。取り組みやすい。
大問3(立体図形)立方体の切断。例年の立体図形と比べて作図もしやすい。ここも得点したい。
大問4(速さ・規則)麻布中の過去問で同様の出題あり。誘導に乗って調べていくと比較的解きやすい問題。

例年と比べて、少なくとも昨年よりは取り組みやすかった受験生が多いかもしれません


64【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月1日(水) 17:13
1月入試の気になる時事問題で取り上げたQuadですが、2/1 開成中でも出題されていました。こちらは、昨年5月にQuadの首脳会談が行われたことを取り上げ、日本とアメリカ以外の2つの国を答えさせる問題でした。
受けた学校の入試問題を振り返ることは、良い場合と良くない場合があると思いますが、時事問題に関しては確実に振り返りをしておいたほうがいいでしょう。
開成中ではその他にも、ウクライナ、スウェーデン、フィンランドの位置を答えさせる問題や、西九州新幹線に関する時事問題も出題されています。


63【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月1日(水) 16:51
2/1 鴎友学園女子中 理科

[1] 長日植物、短日植物の花のつけ方
最初にカラー写真が登場するのが恒例の入試。今年は3~4月に咲く植物を6枚の写真から選ぶ問題がありました。
[2] 音の速さと広がり方についての計算問題。
音源に近づくドップラー効果についても取り上げられていました。
[3] 氷を加熱した時間と状態変化に関するグラフ
温度と体積変化に関する応用でグラフを読みながら考えていくところが鴎友らしい問題でした。
[4] 河岸段丘のでき方と地層について
河岸段丘の説明が文章にあるので、知識として持っていなくても読みながら考えてできるようになっていました。
鴎友では地層断面を解答欄に図でかく問題が特徴的でこれまでにも数回出題されており、今回も鴎友らしい地層問題でした。


62【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月1日(水) 16:00
2/1 雙葉中 算数

大問1(計算・一行)キロバイト、バイトを用いた問題は新しいですね。
大問2(速さ)観覧車のゴンドラに関する速さの問題。
大問3(平面図形・回転移動)コンパスを用いた作図と長さを求める問題。
特別な作図スキルは必要ありません。
大問4(水量変化)水そうの形は円柱ですが、今まで取り組んでいた同様の問題と同じように取り組めば問題なく解けます。
大問5(売買損益・和と差)(1)は売買損益、(2)は不定方程式。どちらも今までしっかり学んできた受験生にとっては特に大きな問題なく解答できたのでは。
ここ数年で一番取り組みやすい入試問題でした。受験者平均も合格者平均も高くなりそうです。


61【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月1日(水) 15:45
2/1 麻布 国語
出典は寺地はるな「タイムマシンにのれないぼくたち」
浦和明の星女子・栄東B日程に続いて、麻布でも出題されましたね。中学入試で扱われるテーマがふんだんに盛り込まれた素敵な作品です。
これから中学入試をする生徒の皆さんもぜひ読んでみるとよいかもしれませんね。


60【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月1日(水) 15:25
2/1 雙葉中の社会では、隣接しあう3つの都道府県の地図が4つ示され、それを見て解くという問題が出題されました。
その中の1つに、3つの都道府県の県境が交わる地点の標高を選ぶ問題があります。4つのうち2つは、飛驒山脈と輪中というキーワードがすぐに読み取れるのですが、あと2つで迷った受験生もいたかもしれません。
2つのうちの1つは埼玉・栃木・群馬の3県の境で、ここには渡良瀬遊水地があります。渡良瀬遊水地と言えば先日大規模な火災がありましたね。そのニュースを見ていたら、ここの標高も、他の問題にあるラムサール条約のこともすぐにわかったでしょうね。


59【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年2月1日(水) 15:11
2/1 桜蔭中 理科
[1] 塩酸にアルミニウムを加えたときに発生する水素の体積についての計算と、水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和させたときの変化。
[2] セミを中心とした昆虫に関する出題。光ファイバーケーブルによるインターネットがセミの産卵によって不安定になることを資料をもとに読み取るなど。
[3] 太陽、夏の大三角、金星の軌道など天体全般。国際宇宙ステーションなど最近の話題もあり。
[4] ばね、ゴムを用いた実験の計算問題。

基本知識から、思考力、計算力とバランスよく出題されていました。
日頃から力をつけてきた受験生がきちんと得点できたのではないかと思います。


58【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月1日(水) 15:04
2/1 桜蔭中

大問1では帯グラフと円グラフの問題が出題されました。高いレベルでの読み取りと整理する力が要求されています。
大問2はいわゆる植木算かと思いきや、歩きながら旗を立てていく速さに関する問題。焦ることなくていねいに取り組んでほしい。
大問3はサイコロをの出た目で勝負が決まるゲームの問題。
大問4は立体図形。立方体をくりぬいて移動する円と長方形について考えさせる問題。平面図形の平行移動には慣れている受験生もこれには面食らったのでは。
相変わらず、計算能力、作業能力、精度、スピードそれぞれにおいて高い力の求められる入試問題です。


57【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月1日(水) 14:44
2/1 桜蔭中では、奄美群島、小笠原諸島、沖縄の3つの地域が、離島振興法の対象になっておらず、それぞれに特別な法律がつくられている理由を記述させる問題が出ました。
もちろん、離島振興法も3つの地域の特別措置法も、テキストで受験生が学ぶような知識ではありません。しかし、多くの受験生はこの3つの地域から1つのキーワードに気づくはずです。
また、リード文には離島振興法の制定が1953年7月ということも記されています。これで完全に解答にたどり着けるはずですね。
知識は覚えるものではなく活用するものというのがよくわかる出題です。


56【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年2月1日(水) 14:29
2/1 女子学院中

全体的に正確な計算力、整理、処理能力が要求されています。
小数の概数の範囲を言葉で説明する問題が出ているのは面白い、受験生にとっては親切な問題設計。
正方形と正三角形を組み合わせた角度の問題は定番だが、そこにひし形と三角形をさらに加えた問題はちょっと見ない。対称性に気づけば解くのは難しくないので、算数が好きな4~5年生にも解かせたい。
大問3の規則性は、一つの周期の中に偶数回現れるランプと奇数回現れるランプについて、ていねいな整理が必要。
大問5は2023を用いた数の性質。なるほど、と思わせる良い問題でした。
大問6も低学年から取り組める問題ですが(1)はコンビネーションを用いてさっと解きたいですね。
大問7、壊れた時計の問題。真新しさはないですが正確な作業、丁寧な整理が必要。比を用いるとちょっと楽。

さすがの入試問題でした。


55【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年2月1日(水) 13:54
2/1 女子学院大問2はブレイディみかこ「他者の靴を履く」からの出題でした。
親子で読むためのおすすめの一冊を聞かれたときに、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」をあげることが多いのですが、今回の文章はそれより一つ大人に向けた文章のように感じました。
キーワードは「エンパシー」。シンパシーとエンパシーはどのように違うのかを考えるように、近い言葉にどのような違いがあるのかを意識すると一つ一つの言葉に対する理解も深まっていくでしょう。


54【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年2月1日(水) 13:40
テキストには、江戸時代の商品作物として阿波国(徳島県)の藍と出羽国(山形県)の紅花が載っています。
2/1 女子学院中では、藍染めの染料の原料として使うのは、藍のどの部分かという問題が出題されました。そういえば、女子学院は過去にもところてんとそうめんの原料を問う問題を出題しています。きっとこの学校は、テキストで学ぶことをただの言葉の知識として覚えるだけの受験生は望んでいないということでしょうね。
ちなみに、藍染めの原料としては「葉」の部分を使います。


53【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月31日(火) 18:50
1/22昭和秀英の理科では1つの大問を鳥のテーマで出題していました。
その半分がツバメについてでした。ツバメは夏鳥の代表として学習しますが、ツバメが普段食べているものや巣作りについても出題されていました。夏になると民家にも巣をつくることでなじみのある鳥です。
ツバメによらず日常生活でなじみのある生物についてはきちんと理解しておくことが大事です。


52【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月31日(火) 18:46
1/20専修大学松戸の理科では、音の問題として音階と振動数の関係に関する計算問題がありました。
音の高い低いというのがどのような要素で決まるか、だけではなく、ドレミの音がどの振動数なのか、1オクターブ違うとはどういうことなのか、ということを理解する必要があります。
基本的には表の書かれている数字をもとに計算すれば解けるので、特別な知識は必要ありませんが、より深く学習しておくと素早く解くことができます。


51【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月26日(木) 16:35
1/22 渋谷教育学園幕張 国語
千葉県内屈指の難度を誇る学校で今年も楽しみにしていましたが、やはりかなり高いレベルの読解力が求められる出題でした。
大問1では、学校のつくる一つの価値尺度を盲信せずにねぶみ(判断)
するための「ひま」をどのようにしてつくることができるか?
という投げかけで文章が終わり、
「自調自考」を教育目標とする渋谷教育学園の「一時間目の国語の授業」としてふさわしいメッセージの込められた入試問題だったのではないかと感じました。


50【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月26日(木) 16:18
1/25 立教新座 国語
大問1の論説文は
広田照幸「学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか」からの出題でした。
ちくまプリマから出ている本は論説文の入門編ともいえる内容で、中学入試でも多く出題されている印象です。
今回は「教育とは何か」を説明した部分が出題されていましたが、
この本の中では、
学校での学びとは「現在の社会」で役に立つものを学ぶことではなく、「未来の社会」を創るためのものである
という主張も展開されています。
2022年に読んだ本の中で印象に残った1冊からの出題で嬉しい気持になりました。


49【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月26日(木) 15:43
社会科の入試問題で気になるものの1つに「時事問題」があります。埼玉県、千葉県の入試がひと段落しましたので、少し振り返ってみます。
2022年のニュースというわけではないのですが、SDGs、軽減税率、食品ロスなどの話題は、いくつかの学校で出題されています。特にSDGsに関しては、もはや時事問題ではなくあたりまえの知識として考えなければならないでしょう。
2022年に話題になったこととしては、まず18歳成人に関する問題です。18歳でできるようになることを選ぶ問題は過去にも出題されています。こども家庭庁を答えさせる出題も複数の学校で出題されています。このあたりは予想していましたが、意外だったのはQuadを答えさせる問題が複数校で出題されていたことです。その他にもアルファベットの略語に関する問題もいくつか出題されていますので、しっかりチェックしておきたいですね。


48【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月25日(水) 18:19
1/25 立教新座 算数

非常に難しい問題でした。
解いた後も「これ合ってんのかな…」という不安が付きまとう問題が多い印象です。例年5割以上取れれば十分勝負できるようですので、落としてはいけない問題をしっかり取りたいです。

大問1(小問集合)⑶②の和差算、⑷の角度、⑹②の整数問題がかなり厄介。⑷は補助線が引けないと解けないです。これ以外の問題をしっかり取りたい。
大問2(売買損益)つるかめ算が混じった問題ですね。今回の中では比較的解きやすい問題。多少時間使ってでも⑶まで取ってほしいところ。
大問3(回転図形)⑴で求めた値が⑶を解くカギになっています。⑵は計算が重たいですが、ここまで得点できると大きいです。

大問4(立体の影)影の形が想像しづらく、あきらめた人が多そうです。⑴⑶がカンタンだったですが、⑵をあきらめて⑶に挑んだ人が果たしているだろうか…
大問5(整数問題)とてつもない作業量を必要とします。いろいろ試して見つけていくほかありません。1,2問取れるだけでも御の字です。


47【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月25日(水) 18:09
1/23芝浦工大柏の理科は、植物の分野から「光発芽種子」を用いた実験の問題がありました。
種子の発芽条件といえば、水、空気(酸素)、適当な温度の3つですが、一部の種子では発芽に光を必要としています。
実験の条件と結果をよくみてその場で考えることを日頃から意識しておくことが大事です。


46【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月25日(水) 17:57
1/25立教新座中の理科では、地球の歴史と生物の進化について出題されました。
その中でも進化系統樹のでき方について、どのようにして系統樹がつくられるかという視点での出題がありました。
知識をきいているのではなく、研究の手法についての思考力が大事です。
また、もともと同じ部分から進化したと考えられる相同器官についても出題されていました。相同器官がどのようなものかは文章中に説明があり、知識としてもっていなくてもいいようにつくられています。
理科的思考力をしっかりと身につけていることを確認する入試といえます。


45【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月25日(水) 17:19
1/22 昭和秀英 算数

少しクセが強い問題になっています。どの知識を用いるのかしっかり判断していけば、点数は取れるでしょう。

大問1(小問集合)計算ミスや求めるもの・答え方を間違えないようにしたい。
大問2(図形の小問集合)どれも絶対に知っている図形なのですが、少しずつひねってきています。立体の切断は正確な切断面が描けているか確認したい内容です。
大問3(円)とてもスタンダードな問題。全問正解したい。
大問4(場合の数・サイコロ)作業に時間がかかる問題です。⑵⑶は面倒くさそうですが、案外パターン数は少ないので、挑んでほしかった問題です。
大問5(水量の問題)情報の読み間違いに注意。計算量は少ないので⑴⑵はもちろんのこと、⑶もできれば取りたい。


44【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月25日(水) 17:02
1/21 国府台女子 算数

こちらもスタンダードな問題が並んでいますが、ところどころに多少作業のいる問題が散らばっています。

大問1(計算)
大問2(小問集合)⑶⑷はよく読まないと勘違いが多そうです。それ以外はしっかり得点したい問題です。
大問3(読み取り・記述問題)暦の問題は正確かつ楽な作業方法を知っているかどうか。流水算はとてもシンプルな問題なので確実に得点しましょう。
大問4(図形の小問集合)⑴は解き方を知らないと難しいかも。⑵⑶は正確な計算力が必要です。
大問5(ダイヤグラム)やはりダイヤグラムの出題が流行っていますね。⑴⑵はカンタンですが、⑶⑷で急激にレベルが上がります。


43【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月25日(水) 16:53
1/21 東邦大東邦 算数

全体的にとっつきやすい問題が多い印象です。受験生のレベルを考えると高得点勝負になりそうです。

大問1(計算)
大問2(小問集合)多少問題文のヒントに癖はありますが、スタンダードです。
大問3(濃度の問題)濃度の概念を理解していないと得点できない良問です。
大問4(旅人算)自力でダイヤグラムを書くのがベストでしょうか。これもスタンダードな問題でした。
大問5(平面図形)数字の汚さが気になる場面もありますが、計算はとてもシンプルです。余り時間をかけたくないところ。
大問6(立体の切断)なかなか慣れない積み木の切断です。解き方を知らないと苦しいかもしれません。切断線のラインを正確に読み切らないと答えがずれてしまう点も気をつけたい。

総じてしっかり確認しておきたい問題が並んでいますね。


42【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月24日(火) 19:54
1/23 芝浦工大柏中では「これって社会の問題?」と思ってしまうような出題がありました。
江戸幕府の老中だった田沼意次についての2人の会話文と、当時の人が書いた田沼意次についての悪い噂を読み、なぜその人が田沼の悪い噂を流したのかということを考える問題です。
会話文から、噂を書いた人物があまり仕事のできない人物だったことを読み取り、その後に老中になった松平定信が失脚した後に定信のことも悪く書いていることから、自分が出世できない世の中に不満を持っていたという気持ちを想像するのです。登場しているのは確かに歴史上の人物ですが、これって国語の心情読解ですよね。いろいろな視点の出題があるなぁと改めて感じた問題でした。


41【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年1月24日(火) 16:07
1/22 渋谷教育学園幕張中 算数

大問1 場合の数 
サイコロをふった目によってカードを裏返す問題。
ていねいな場合分けで整理する。ここは取りたい。

大問2 数の性質、周期
フィボナッチ数列を用いた周期の問題。最近ちょくちょく見る。
60個で1つの周期ができる(けどこの問題ですべて書く必要はない)。授業で触れておいて良かった。

大問3 水量変化
底面を変えて水を入れていくグラフの変化を読み取る問題。
触れている部分の面積に着目する。初めのとりかかりに苦労した受験生も多いのでは。

大問4 平面図形
サービス問題。この学校を受験する生徒なら図から五角形を想像するのは難しくないはず。早い子は1分で解けたのでは。

大問5 立体図形
知識的要素が大きい。
正四面体と共通の正三角形をもつ正四角すいをくっつけると五面体になることを知っているかどうかで大きく難易度が変わってしまう。

「様々な良問に触れていることが大切」ということを改めて感じさせる入試問題でした。


40【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月24日(火) 14:55
1/21国府台女子学院中の理科では、鏡にうつった時計の針の位置を作図する問題がでました。
鏡にうつった時計の図から1時間15分後の状態をかくというものです。
鏡にうつった時計の時刻を読めるというだけではなく、そこから時計の針がどうすすむか、また正しく図にかけるかという力もためされます。
日頃からていねいに図をかいていくことも大事です。


39【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月24日(火) 13:37
1/21 東邦大東邦中に理科では小惑星探査機はやぶさ2が採取した岩石の分析に関するニュースをもとにした出題がありました。こちらは「栄光ゼミナール2023年中学入試用重大ニュース」に大きく取り上げられており、しっかり読んでいた受験生は23種類のアミノ酸など、自信もって答えられたのはないかと思います。


38【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月23日(月) 15:25
「おじいさんは山へシバ刈りに、おばあさんは川へ洗濯に・・・」
誰もが知っている桃太郎の冒頭によくある文ですが、1/22 渋谷幕張中の入試では、おじいさんが山で刈り取った「シバ」がどんなことに使われたかを問う問題が出ました。
「シバ刈り」を「芝刈り」と思っている子も多くいるようですが、正しくは「柴刈り」です。「柴」というのは小さな雑木や枝のことですから、おじいさんは火を起こすための薪を取りに行ったということですね。
昔話も、よく気をつけているとちょっとした疑問点が見つかるものです。そういったことに気がつけるか、またそれを解決するために何ができるかというのは、とても大事な学習姿勢なのかもしれません。


37【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月21日(土) 15:58
1/20 市川① 算数

難しい問題からも得点していかないと合格は取れないので、どこに時間をかけるかが勝負になります。
大問1(小問集合)しっかり取り切る必要あり。⑷が若干数字が汚く不安になりますが、信じて挑みましょう。
大問2(流水算)大問の中では一番短時間で解きたい問題。⑶は理屈を理解している人にはサービス問題です。
大問3(動点の問題)作業と計算を駆使していきましょう。周期に気づけるかがカギですね。⑶は純粋な図形問題になっています。正しい補助線を見つけるのが難しかったです。
大問4(円すいの展開図)普段は取り扱うことが少ない「正三角形の高さ・面積」を求める問題です。図を正確に描くことと、与えられたヒントの使い方に気づくことができるか。
大問5(規則性)⑴はまだしも⑵から相当な作業量になります。規則が見出せなければそれまで。見出しても⑶まで取り切れるには相当な時間と根気が必要でしょう。


36【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月21日(土) 15:40
1/21 東邦大東邦中では、ある県の市役所の位置を点で表しただけの地図を使った問題が出題されました。県庁所在地だけが★で表されているのですが、あとは・だけが散りばめられているだけです。
地図をよく見ると都道府県の形が浮かんでくるのですが、多くの受験生が「なんだこれ?」と思ったのではないでしょうか。
都道府県の形は小4で学ぶので、この問題は小4の子どもたちでも解けるのではないでしょうか。いや、むしろ地図帳を見る機会の多い小4のほうがパッと思い浮かぶかもしれません。日ごろから地図帳と仲良くすることの大切さがわかる問題です。


35【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月21日(土) 15:22
1/20 市川 国語
大問1では【文章Ⅱ】と【図】を見て解く問題が出題されました。
一見特殊な問題ですが、設問が何を求めているかを読み取れていれば文章Ⅱと図から何を読み取ればいいかもわかったはずです。
見慣れない問題でも冷静に対処できるかどうかが試されました。


34【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月21日(土) 15:19
1/21 東邦大東邦中の入試では、リンスタで使用する『中学受験新演習』に載っているものとまったく同じ地形図を使った問題が出題されました。小5上巻の105ページに載っている、山梨県甲州市の扇状地の地形図です。
この地形図は何度か使われているので、受験生は「あっ!」と思ったことでしょう。見たことがあるだけで解けるわけではないのですが、気持ちの上で少しだけアドバンテージを取って、その後の問題に向かっていくことができたはずです。
ちなみにこの問題、扇状地を扇形に見立ててその面積を計算させる問題になっていました。さすがに理系の学校ですね。


33【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月21日(土) 13:53
少し前に、「2つの文の正誤をそれぞれ判断し、正誤の組み合わせとして正しいものを選ぶというのも、最近は定番化しています。」と書きましたが、1/20 市川中の入試問題では、文が2つから3つになり、それぞれの正誤を判断する問題が出題されました。
文が2つの場合の解答の組み合わせは4通りなのですが、3つの場合は8通りの組み合わせの中から選ばなければいけません。記号で答える問題の場合、単純な4択なら偶然正解することもあるでしょう。でも、この形式の場合は、その偶然は極めて起こりにくいはずです。
問題自体は、テキストで学んだ知識で解けるものなので、日ごろからていねいな学習をしてきた受験生と、そうでない受験生では大きな差がついた問題でしょう。


32【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月20日(金) 14:36
1/12 大宮開成 特待生選抜 国語
グラフの読み取り・複数の文章の読解・生徒同士の会話形式の問題等が出題されました。
令和7年度の大学入学共通テスト国語の試作問題ではグラフや資料の読み取り・言語活動に関わる問題が出題されています。
中学入試においても国語の入試問題はますます多様化していくのかもしれませんね。


31【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月20日(金) 14:22
1/12 大宮開成中特待生選抜入試の最後の問題は、2つのイラストが訴えていることを50字以内で記述するという問題でした。
左のイラストは、頭に甕を載せた少女が描かれています。その傍らにある標識には「WATER 7km」と書かれていて、この少女が7km先まで水汲みに行かなければならないことが読み取れます。左のイラストは右と同じ構図なのですが、少女の頭には教科書が、傍らの標識には「SCHOOL」と書かれています。これを見て「こんなテレビCMがあったなぁ」と気づいた受験生は、すぐに答えを書くことができたでしょうね。
社会科は机上の学習だけではないと改めて感じますね。低学年のうちから参考書ばかり見ていてはダメですよ!


30【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年1月20日(金) 14:16
大宮開成 特待生選抜 算数

大問1(計算)
大問2(小問集合)
大問3(図形)
大問4(濃度:砂糖水)
大問5(場合の数:エレベーター)
大問6(速さ:通過算、旅人算)
大問7(相似:反射)

全体的に定番問題をベースに少し応用した問題までバランスよく出題されている。
個人的に好きなのは大問2(5)
砂糖の袋の重さが7g、119g、289gと設定されており、119=7×17、289=17×17と素因数分解できる。
2023=7×17×17なので2023を用いた問題を作成しているうちに生まれた問題かもしれませんね。
17進数を用いて考えると一瞬で解けるが、思いついた受験生はいるかなぁ。 


29【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月20日(金) 14:12
1/16栄東中B 算数

A日程よりもより解きやすい問題が並んでいます。
そのかわり高得点勝負になるのは必至。簡単なミスは許されない試験となったでしょう。

大問1(小問集合)丁寧な計算ですべての問題を取り切ってほしいです。
大問2(図形の移動)苦手な受験生も多いタイプの問題ですが、グラフだけでほとんどの情報が手に入ります。
大問3(円の問題)よくある図形の組み合わせです。
大問4(濃度の問題)最近増えているやり取りの問題です。てんびん図に頼り切らず、地道に食塩の量を求める解き方に慣れていれば苦なく解けるでしょう。⑶は初めてみる文章ですが、しっかり読み解き、ここでてんびん図を用いればすんなり解ける問題です。
大問5(数の性質)周期に気づくと少しの書き出しのみで解くことができました。


28【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月20日(金) 14:02
獨協埼玉1回目の理科では、2022年におきたラニーニャ現象について、海面水温の図や積乱雲の写真とあわせて出題されました。
気象の分野では1年間に実際にあった天気をもとに入試問題が作成されることは多くあります。
日頃から天気予報や天気のニュースをみておくようにすると問題が解きやすくなります。


27【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月18日(水) 18:46
開智中(先端Ⅱ)の理科[1]はカーブミラーの見え方に関する出題でした。
地下道の曲がり角や、路地で日常見かけるミラーですが、どこにどのように見えるか、光の進み方の基本をふまえて考える必要があります。
日頃から目にするものをよくみておくようにすると、入試問題として目にしたときにもきちんと正解できそうです。


26【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月18日(水) 18:46
開智中(先端Ⅱ)の理科[1]はカーブミラーの見え方に関する出題でした。
地下道の曲がり角や、路地で日常見かけるミラーですが、どこにどのように見えるか、光の進み方の基本をふまえて考える必要があります。
日頃から目にするものをよくみておくようにすると、入試問題として目にしたときにもきちんと正解できそうです。


25【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月18日(水) 18:15
1/15 開智中(先端Ⅱ)算数

今年は先端Ⅰと比べて、先端Ⅱの方が難易度が高い出題となりました。
過去数年の平均点データを調べても先端Ⅱの方が低かったのは初めてです。
難しいと感じた問題はひとまず後回しにして、得点できる問題をしっかり見極める力が重要となります。

大問1(小問集合)若干難しい問題も混ざっていますがある程度ここで点数を取りたいところ。⑶⑸⑺⑻のうち何問解けたかが明暗を分けたでしょう。
大問2(速さ・ダイヤグラム)⑶は非常に難易度が高いです。⑴⑵で切り上げることができたのならばそこまで時間はかからないでしょう。
大問3(平面図形・相似or面積比)先端Ⅰと同種の問題ですが、補助線の引き方によっては、解答を導くまでの時間が大きく変わりそうです。
この手の問題は、複数パターンの解法イメージを持つことが大切です。
大問4(数の性質・場合の数)いわゆるフィボナッチ数列系統の問題ですが、少しひねっています。文章内容を理解できれば、全問正解も可能な問題です。


24【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月17日(火) 15:07
国土地理院のホームページから「地理院地図」という地図を見ることができます。地形図、航空写真などが見られるだけでなく、断面図を作れたり、昔の航空写真を見たりすることもできます。とても便利なものなので、私もよく使っています。
1/16 栄東中Bでは、この地理院地図の正しい活用法を選ぶという問題が出されました。
地図と仲良しになることは、社会科の成績向上の第一歩です。受験生だけでなく、低学年のみなさんも楽しめると思いますので、ぜひ一度「地理院地図」を使ってみてください。


23【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年1月17日(火) 12:52
1/14 灘(1日目)

大問1 相変わらずの西暦数字(今年は2023)を用いた計算問題。この学校を受ける生徒なら2023=7×17×17は常識。今年は例年よりちょっと解きやすいか。
大問3 通常の覆面算と異なり、あてはまる条件を選ぶ問題。なるほど、これは思考力をきちんとはかれる良い問題。
大問6 距離差グラフからダイヤグラムを作り、比と相似をしっかり活用する力が問われる。難問にして良問。
大問10 面白い。しかしこれは対策を十分にした受験生でないと太刀打ちすらできない。等積移動を上手に用いると、和と積の条件から辺の長さを求められます。難問。
大問11 一般的な回転体の問題。ただし上手に式を工夫しないと計算がとても煩雑になります。

以上、抜粋になりますが、上記以外の問題もかなり歯ごたえある問題です。
さすが、最難関というイメージ。


22【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月15日(日) 18:07
1/13淑徳与野中1回 理科
[1]宇宙望遠鏡を題材にした光の問題など
[2]圧力と気体の体積、水にどれくらいとけるかの違いを考える計算
[3]板の重心位置を考えるてこの問題
[4]光合成のグラフをもとにした問題
[4]が比較的解きやすくなっているので、[2][3]で時間切れにならないように、あるいは解く順番を考えてしっかりと解けるかがポイントになっています。


21【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年1月15日(日) 17:12
1/11 開智(先端特待)算数
大問1(小問集合)いわゆる典型問題が多いが、一般的な一行問題より必要な思考や作業が1手多いもので構成されている。とはいえ合格するためにはここで得点する必要があるので、表面的ではないしっかりとした学習が必要。
大問2(速さ)実はダイヤグラムで工夫するとあっさり解ける。ここで時間を稼ぎたい。
大問3(水量変化)水の入った容器におもりをいれて変化を考える問題。底面積と高さの比に注目するのか、体積に注目するのか、また作図はどのように行うのか、試行錯誤やていねいな作業を訓練していたかどうかが問われる問題。
大問4(カードゲーム)ルールに則ってゲームの勝敗を考えるいわゆる現場力を問われる問題。誘導にのりながら楽しんで取り組めるくらいの受験生が解答までたどりついたのでは。


20【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月15日(日) 17:11
1/14 灘(1日目)
大問1 牟田都子「文にあたる」
素材文自体が非常に面白かったです。
美しい文章が生まれる舞台裏、校閲の仕事とプロの書き手の仕事、事実以上の書き手にとっての真実があるという内容を読むと、ますます文章を読むのが楽しくなりますね。


19【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月15日(日) 12:25
4つの文のなかから正しいもの(誤っているもの)を1つ選ぶ選択肢問題というのは、社会科の入試問題の定番ですが、最近の社会科の入試問題では、少しだけ工夫を凝らした選択肢問題が出題されます。
例えば、1つではなく2つ選ばせて両方が合っていないと正解とならないもの。1つ増えるだけで、その何度は格段に上がります。また、2つの文の正誤をそれぞれ判断し、正誤の組み合わせとして正しいものを選ぶというのも、最近は定番化しています。
1/14 浦和明の星女子中では、A・B2つの語群のそれぞれに4つずつの文があり、それぞれ正しいものを選んだ上で、正しい記号の組み合わせを判断するという形の問題が出題されました。
正確な知識はもちろんのこと、文章を素早く読み込み、誤りの部分を正しく判断する力が必要になります。知識の量だけでなく、質が求められる出題形式と言えるでしょう。


18【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月15日(日) 11:49
1/14 浦和明の星女子
聖書の言葉「人はパンのみにて生くる者にあらず」の「パン」を答える問題が出題されていました。
人間はパンのような物質的な満足だけでなく精神的な満足を求めて生きるものだという意味の言葉ですね。
小説を読んで題名を答える問題や本文中の表現の工夫に目を向けさせる問題が多かったように思います。
4年生や5年生の頃から作者の工夫に着目しながら文章を読んできた受験生の皆さんは受験会場でも表現を楽しみながら文章を読めたのではないでしょうか。


17【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月14日(土) 16:22
1/13淑徳与野中1回 算数
昨年度よりだいぶ易化した印象です。
非常にスタンダードな問題が並んでいました。
授業のテキストをしっかりやり切った受験生であれば満点も取れる可能性がある内容だと感じました。
大問1(計算)例年より解きやすい問題です。全問正解したい。
大問2(図形小問集合)しっかり点数を取り切りたいです。⑶の等積の問題は解き方がわからない受験生も多かったと思いますが、与えられている数字を使えば答えが出るので「なんとなく」で当てた人も多そうです。
大問3(文章題小問集合)数が大きめの周期の問題ですが、決して複雑ではないです。
大問4(ダイヤグラム)しっかり練習を積み重ねた受験生は難なくクリアできるはず。
大問5(周期の問題)20パターンの書き出しが必要ですが、比較的どのテキストにも載っている問題です。計算ミスだけ注意。
大問6(水量の問題)⑴⑶は瞬間的に解けますが、⑵だけ難しく感じるかも。
大問7(回転図形)図を正確に描ければ必ず得点できます。数字もきれいですので計算ミスも起こりにくいかと。


16【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月13日(金) 20:08
栄東A日程は毎年数千人が受験するので、採点もしやすいつくりになっています。
理科は計算問題も記号選択になっていて、いくつかの数字の中から選びます。
こういう解答形式だともったいない計算ミスはおこりませんから、言い方をかえるとある程度の計算ができれば最後までやりきらなくても選択肢をしぼりこむことができます。
時間を節約して解く工夫も大事です。


15【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月13日(金) 20:02
1/12 栄東中(東大特待)では、江戸時代の「足高の制」に関する出題がありました。
足高の制は、中学入試のテキストにはあまり出てくるものではありません。わざと受験生が知らないであろう用語を答えさせるような出題をする学校もありますが、そういうものであれば気にする必要はありません。ところが、この問題はそういう悪問とは違うのです。
A~Eまでの短い文があり、それぞれの文で足高の制についての説明や、江戸時代の武士の給料のことなどが説明されています。それらを読めば足高の制のことが理解できるように書かれています。それを理解した上で、足高の制が江戸幕府にもたらす利益を説明させているのです。
より多くの知識を覚えようと、様々なテキストや参考書を使う受験生もいますが、この問題はそんな受験生に「暗記だけの勉強じゃだめだよ」と言っているようですね。


14【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月12日(木) 15:27
1/10,11 栄東A日程
大問1(漢字)11日に出題された「講義」は10日の大宮開成でも出題されていましたね。しっかり復習した受験生はラッキーでした。
大問2(言葉の知識)「おもねる」「疎んじる」などは難しかったかもしれません。時間はかけずに確実なものから埋めていきたい問題でした。
大問3(論説文)文章をよく読んで図表を埋める問題は共通でした。
11日の「文章を読んだ生徒たちの会話」という形式は最近よく見かけますね。間違いの根拠をきちんと探しましょう。
大問4(小説文)不器用な家族の愛を受け止めて成長していく主人公。多くの作品に通じるテーマでしたね。

正しく文章を読めているかを問うオーソドックスかつ良質な問題が多かったと思います。


13【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月12日(木) 15:17
1/11 開智中(先端特待)で目についた問題をもう1つ。
平安時代に「かな文字」が生まれたというのは、どのテキストにも書いてあるあたりまえの知識です。そのかな文字の成り立ちについて考察する問題がありました。
 安→あ 以→い 宇→う 太→た ・・・・・・
 阿→ア 伊→イ 宇→ウ 多→タ ・・・・・・
上記のような例があり、これを参考に、平仮名と片仮名の成り立ちの違いを説明させています。
例に挙げられているものをよく見ると、平仮名は全体的な形が崩されていること、片仮名は漢字の一部が使われていることに気づきます。もちろん、このことを知っていた受験生もいたかもしれませんが、知らなくても「よく見て、よく考える」ことで解答を導き出せる問題なのです。
最近の入試では「よく見る」「よく読む」ことで解ける問題も多くなっています。ごく当たり前の学習姿勢ですが、社会科については意外に疎かになっている場合もありそうです。


12【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月12日(木) 15:17
1/11 開智中(先端特待)理科
[1]「でんぷん」をはじめとする炭水化物のつくりが出題されました。ブドウ糖、果糖など糖の種類が細かく説明されていますが、設問は基本的な内容をおさえていれば解きやすいつくりになっていました。
[2]米に含まれるでんぷんの成分で[1]と似たテーマですが、植物の育ち方に焦点をあてたつくりの出題でした。
[3]いろいろな望遠鏡の仕組みの説明。問題文にかかれた図をよくみて意味を考える問題。顕微鏡での見え方がどうだったかも思い出して解くとときやすかったのでは。


11【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月12日(木) 14:59
1/11 栄東中A 算数

大問1(小問集合)1/10の問題と同様に今まで習ってきた問題の典型パターンが並んでいます。食塩水の問題は食塩の量を計算していくタイプなので、普段「てんびん図」に頼り過ぎてしまうと取れない問題になっていました。
大問2(速さのダイヤグラム)昨今では当たり前のように出題されるようになったダイヤグラム。正確に数値を求めていけば得点できるでしょう。
大問3(正六角形の面積比)正六角形と相似が組み合わさっているのは目新しい感じがします。使う知識・テクニックを見極められれるかがカギ。
大問4(整数問題)今年の大宮開成1回にも出題されたコンピュータ演算の問題ですね。丁寧な作業力が求められています。⑴⑵まではしっかり取り切りたい問題です。
大問5(約束記号)この問題を解き切るには効率よく探す方法をちゃんと見つけられるかにかかっています。気づいてしまえば計算量は決して多くないので、あまり時間をかけたくない問題でした。

1/10同様、満遍なく問題を解いてきた受験生が報われる構成になっていました。高得点勝負にはなりますので取りこぼしを許さない姿勢が必要と感じました。


10【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月12日(木) 14:46
1/11 開智中(先端特待)の入試のテーマは「日記」でした。
古代の人々の日記などに触れながら、現代の日記として取り上げられたのがSNS。これについて、ちょっと面白い問題が出ていたので紹介しておきます。
取り上げられた話題が「デコラティブかき氷」でした。簡単に言うと「インスタ映え」するかき氷っていうことですね。こういう商品は、当然のことながら手間やコストがかかります。にもかかわらず、店がこのような商品を販売しているのはなぜか、ということが問われていました。
コストに着目してという条件を鑑みれば、以下のような解答になるのでしょう。
「来店した客がSNSに写真をアップすることが店の宣伝となり、広告宣伝費を節約することができるから。」
このように、店側と客側など視点を変えた問題というのは過去にも出題されています。中学受験生は、世の中のことを画一的に考えず、様々な方向から考えてみるという姿勢も必要ですね。


9【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年1月11日(火) 21:06
1/10 栄東中A 算数
大問1(小問集合)計算・逆算・平均・通過算・売買損益・食塩水・平面図形・回転体)真面目に勉強に取り組んできた受験生の努力が報われる典型題の集合です。ただ(6)こわれたはかりで作業する食塩水の問題には手が止まった受験生も多いのでは。
大問2(水量変化)グラフの読み取りの力が問われます。これも真面目に学習してきた受験生にはありがたい問題でしょう。
大問3(平面図形)面積と辺の比を活用して解く問題です。こういった問題では図に比を書き込む際のていねいさも大切です。
大問4(場合の数)チェスや将棋のようなコマの動きを問う問題です。このタイプの問題はいろいろな学校でも出題されていますが、物おじせずとりあえず手を動かして作業していくことが大切です。
大問5(数の性質)入試頻出のフィボナッチ数列を用いた問題です。2023個書いて調べるわけにはいかないので、誘導にのって規則やルールを見つける力が必要です。

全体的にていねいな学習を進めてきた受験生がきちんと報われる構成になっている良い入試問題と感じました。


8【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月11日(水) 20:06
栄東中A日程は、昨年から入試日が1/10と1/11の2日間に分けられました。理由はコロナ禍による密集を避けるためですね。
同じA日程での入試ですから、問題レベルも同じと思いきや、昨年の社会は、明らかに1/11の問題のほうが易しく感じました。今年こそはレベルを合わせてくるのかと思いきや、今度は1/11のほうが難しくなっているのです。
大問が2つで、1が地理分野を中心とした問題、2が歴史分野を中心とした問題です。2の歴史分野はほぼ同じレベルの出題なのですが、1の地理分野の問題に大きな差異を感じました。資料の読み取りは、結構時間もかかったと思います。1/11のほうが易しいと思っていた受験生は「やられた!」と思ったかもしれませんね。
次年度以降、同じように日程が分かれるかどうかはわかりませんが、受験をされる場合は両方の準備をしていたほうがよさそうです。


7【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月11日(水) 19:32
1/10 栄東中Aの入試問題では、最近の入試でよく見かける言葉が2つ出題されました。
1つは「6次産業化」です。
テキストにも載っている言葉ですが、この言葉を知っているだけでは意味がありません。ここでの出題も、その具体例として最も適切なものを選ぶというものでした。日ごろから「これは具体例が上がらなければ意味がない」と指導し、実際に考えさせることもしていたので、受験生たちは容易に正解を選ぶことができたでしょうね。
もう1つは「都市鉱山」です。
これもテキストに載っている言葉です。知識というのは、説明から言葉を答えるだけでなく、言葉から説明を答えることができてこそ本物ということも、日ごろから言い続けていることです。それを実践してきた受験生ですから、こちらも難なく解けたことでしょう。
「社会は暗記教科」という過去の幻想は、令和の中学入試では通用しないんです。


6【最難関中学受験算数科責任者】小島 和仁 2023年1月11日(水) 17:21
1/10大宮開成中(1回)算数

出題数は大問7つ、小問計20問と例年通りです。

今回は例年よりも少し難化しています。
大問2,3(小問集合)典型パターンから少し外したものが多かった印象です。丁寧に式を立てたり、比での表し方が得意でない生徒には難しく感じたかも。
大問4(食塩水の問題)こちらもよくあるパターンとは違いましたね。問題文は長いですが、割合の計算を正確にできれば得点できる問題です。
大問6(速さの問題)ダイヤグラムや速さと時間の逆比、速さのつるかめといった「よくあるパターン」を全て外してきた良問です。
距離÷速さ=時間、時間×速さ=距離、を比を用いて地道に解いていくのが攻略のカギです。


5【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月10日(火) 21:16
1/10 大宮開成
大問3 乾ルカ「向かい風で飛べ!」
ライバルとの友情を描いた素敵な作品でした。
「負ける経験をしていない」ことが自分自身の弱点なのかもしれないと気づき、最終的に報われなかったとしてもその経験はマイナスにならないと立ち向かっていく姿は受験生の皆さんの心に響く部分もあったのではないでしょうか。

大問2,3に共通して、生徒たちの話し合いを埋めていく形式の空欄補充が出題されていました。
当てはまる言葉を自分で考え、範囲を限定してスピーディーに解くことが求められ、時間配分がうまくいかなかった受験生も多かったのかもしれません。


4【最難関中学受験国語科責任者】熊部 翼 2023年1月10日(火) 21:04
1/10 開智中(先端Ⅰ)国語
大問3は中村桃子「『自分らしさ』と日本語」からの出題でした。
昨年も世田谷学園や田園調布学園で出題されていた出典ですね。
入試でよく出題される「アイデンティ」をテーマに
言葉づかいとの関わりを論じた文章でした。
同じ本の引用されていない他の部分での具体例について考える問題はしっかりと文章内容を理解できているかが問われる出題でした。


3【最難関中学受験理科責任者】桑名 正和 2023年1月10日(火) 20:44
1/10 開智中(先端Ⅰ)理科
[1]電熱線による発熱
[2]溶解度
[3]都市緑化に関する植物ごとの比較実験
[4]風がふく仕組み

電熱線の問題は、電流や温度上昇の関係が示されているのでそれにそって考えていけば答えを導くことができます。ていねいな作業ができるかが問われます。
溶解度も数字は整数で計算しやすいものの、問題にかかれている表の数字そのままだと考えにくいので、自分なりに表を書き直して整理できるといいです。
全般的に中学受験の標準的な内容ですので、地道に努力してきた受験生がむくわれそうです。


2【最難関中学受験算数科責任者】鈴木 直哉 2023年1月10日(火) 20:30
1/10 開智中(先端Ⅰ)算数
問題の出題傾向は例年と同じ(①小問集合、②速さ、③平面図形、④その他文章題)です。

大問1(小問集合)ここは確実に得点したいですね。
大問2(速さ:ごみ収集車)問題文が長いので、それに物怖じしてしまったらピンチ。ダイヤグラムで解決できた生徒が有利かも。時間配分を考えると(3)は飛ばして大問3以降に進んだ方が良いでしょう。
大問3(平面図形:面積と辺の比)一般的な典型題に見えるが、直線がEDでなくEFとなっているため、ちょっと難しい。有効な補助線を探して作図する訓練をしていない受験生は苦労したはず。「面積と辺の比」を扱うことに長けていることが求められています。
大問4(約束記号)(1)は得点源。(2)は23が奇数なので(A,B)=(奇数、偶数)(偶数、奇数)(奇数、奇数)しかないことなどに気づくと少し楽ですね。
全体的に近年の流行りと感じられる問題(考え方)がちりばめられている入試問題です。


1【最難関中学受験社会科責任者】白井 亨 2023年1月10日(火) 20:20
1/10 開智中(先端Ⅰ)の入試のテーマとなっていたのは、なんと「民謡」でした。民謡と社会情勢の関わりについてのリード文はとても興味深い内容でした。明治の文明開化のころには「上品でない」「風紀を乱す」とされていたのが、日露戦争のころに注目されるようになり、日中戦争のころには、全国規模の民謡収集事業が始まったんだそうです。設問の1つに、この民謡に対しての変化の理由を問う問題がありました。おそらく「国民の愛国心を高めることで戦争に協力させるため」といった解答になるのでしょうね。他の設問は一般的な知識のものが多いのですが、このリード文は一読の価値ありだと思います。

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